曖昧さ回避
- 「内戦」の英訳。特に19世紀のアメリカ南北戦争を指す。
- ガンズ・アンド・ローゼスの楽曲。⇒ Civil War(シヴィル・ウォー)
- 漫画『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン』に登場するアクセル・ROのスタンド。名前の由来は2の楽曲。本項で説明。
- MARVELコミックの大型タイトルの一つ。⇒ シビルウォー
- 4を原作としたスーパーヒーロー映画。⇒ シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
概要
『人ハ何カヲ捨テテ前ヘ進ム ソレトモ 拾ッテ帰ルカ?』
【破壊力 - なし / スピード - C / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - なし】
ファニー・ヴァレンタインが放った刺客の1人であるアクセル・ROの所有する、対象の「罪」を具現化して敵を攻撃するスタンド。
細身のロボットのような外見をしており、対象が過去に「捨ててきたもの」で空間を構築し、その空間に入り込んだ者は自身が「捨ててきたもの」に攻撃される。
攻撃を受けると「捨ててきたもの」が身体に吸い付き、直後に弾けて全身を包まれ窒息させられるが、水で洗い流す事で「清める」ことができ、窒息を回避できる。
また具現化される「捨ててきたもの」は物品に留まらず、死んだ人間や決別した家族も含まれ、具現化された者たちが投げかける呪詛の言葉は攻撃を受けた者の心を少なからず傷付ける。
「登場人物全員が前向き」なジョジョでは珍しい、精神攻撃を仕掛けてくるスタンドとも言える。
能力の真価
上述の「捨ててきたもの」を具現化する能力だが、領域内で新たに何かを捨ててももちろん能力発動の対象となる。
ならば、領域内で誰かを殺害するとどうなるのか───
結論から言うと、殺害された者は殺害した者の「罪」として復活する。そして自身の「罪」と殺害された者が持っていた「罪」を全て被る事となり、膨大な「罪」に襲われてしまう。
そして復活した者は自身の「罪」から解放され、殺害した者の「罪」として護られてしまうため、別の第三者による殺害以外は不可能になる。
そもそもアクセル・ROがこの能力を発現したのは、かつて兵士として町の護衛任務に就いていた時に自身の怠慢により敵による町の襲撃を見逃し、そればかりか保身のために襲撃に気付いた後も通報せず町を見殺しにした罪悪感が根本にあり、「罪で敵を攻撃する能力」というよりは「自身の罪を他人におっかぶせるための能力」という意味合いの方が強い。