概要
仮面ライダーリバイスOP「liveDevil」の一節で、仮面ライダーリバイスに関連した作品に付けられるタグでもある。
一見すると、法や秩序の元で生きている人間たちを悪魔の視点から見たような文になっているが、曲名が『悪魔が(心の中に)巣食っている』という意味になっている為、悪魔風に捻くれた見方をするならば、その『正義的な行為』すらも実は悪魔の囁きによるものではないか?あるいは『正義』の方が悪魔なんかよりもよっぽど恐ろしいのではないか?という、『正義』を大義名分に他人を断罪した気になっている人間たちや綺麗事で陰惨な本性を覆い隠している人間たちへの盛大な皮肉になっているとも解釈できる。
昨今ではそのような行為が問題になっているが、何も今に始まった事ではない。人間が『悪』という概念を自覚し、恐れてきた時からずっと繰り返されてきた事なのだ。
関連タグ
正義はあっても正解というものは無いのだ:同作の登場人物の父親が発した、これを示すような台詞。
御子柴朱美:第30話にて、赤石を憎むあまり自分の正義について熱く語っていた五十嵐大二を「あのね、正しいっていう言葉を簡単に使うほうが危ないから。」と諭した。この一節にも通じる一言である。
正義のためなら人間はどこまでも残酷になれるんだ:『仮面ライダーooo』にて、火野映司が発した「正義」に関する台詞の先駆けである。合わせて参照のこと。
デビルマン:悪魔を恐るあまり、悪魔狩りを行なっていた人間たちの心が「悪魔」になっていく様を描いた作品。
モンスターより人間の方が、生々しくて怖い…:『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にて雉野つよしの発した、人間の恐ろしさを体現する言葉。「モンスター」を「悪魔」に置き換えるとリバイス的に分かり易い。