CV:金元寿子
……好き……なの?ああいうのが……
概要
主人公九頭竜八一の年下の姉弟子で10年来の幼馴染。一巻時点で14歳。
銀髪と色白であること、そして物語開始時点で女流棋士を相手にした公式戦で50戦負けなし(黒星なし)ということから『浪速の白雪姫』の異名を持つ最高峰の奨励会員。
女流ながら奨励会二段(後に三段)に所属しており、5巻時点で女王、女流玉座の二冠保持者。
大阪府出身。好物は関西人らしくソースでアニメ第一話ではお好み焼きにどっさりソースをかけている。食欲のないときはソースをなめて栄養食代わりにするとか。
また、幼少期からも鮭にソースをドバドバとかけていたりもした。
生まれつき難病に苦しんでいて、入院中に元奨励会二段の明石医師が入院患者相手に出していた盤駒を切っ掛けとして将棋に親しみ始める。その後二歳で将棋のルールを完璧に把握するほどの才能を見せるが、清滝鋼介との指導対局で敗北。その復讐心から清瀧に弟子入りした。なお、師匠である清滝は「強気な性格だし女流棋士としていいところにいくだろう」と評価している。
八一に対してはなかなか素直になれず厳しい態度に出てしまうが強い好意を抱いている。
また八一の破格の才能に置いて行かれるのではないかという不安も抱いている。
八一の弟子となった雛鶴あいとは八一を巡り顔を合わせれば喧嘩ばかりしている。彼女の伯母弟子にあたるため挑発ついでに「おばさん」と呼ばれることもしばしば。
常に頭につけている雪の結晶型の髪飾りは八一が昔、買ってくれたもの。安物だがかなり気に入っており何時でもつけている。カチューシャは妹弟子で姉貴分の清滝桂香が昔付けていたもの。
基本的に将棋にしか興味のない人物でありガンダムの事も将棋用語と勘違いするほど。
原作7巻ではデンジャラス・ビーストをモチーフにしたコスプレを披露してくれたので必見。
月夜見坂燎女流玉将とのタイトル戦では、対局時間を多く残したまま午前中で月夜見坂を瞬殺して放心させるなど、あまりにも強すぎるため将棋ファン、女流棋士共にファンと同じくらいアンチが多く、敗北することを望まれている。
原作9巻で同じく姪弟子の夜叉神天衣の挑戦を受けるもストレートで退け、連続5期獲得を満たしてクイーン称号(女流永世称号)の永世女王を獲得した。連勝も58まで伸びた。
同時期に高校への進学を発表。
夏休みの宿題は基本的に最後の日までしないタイプでおまけに八一にやらせてたらしい。
10巻では初参加の奨励会三段リーグで7連勝を飾るが、その直後に3連敗し、あいと会う直前のかつての八一と同等かそれ以上に深刻なスランプに陥ってしまう。
11巻では八一が決死の努力でスランプを脱出し彼と交際関係になる。人目がないとややバカップル気味。
12巻では心臓の発作に苦しめられながらもついに四段昇格を果たす。
14巻でついにプロデビューが決まるが、その相手はかつて女王戦で勝利こそしたものの、その内容は自身が見えていなかった手を相手の反則で再現されてのものと、実質敗北であった祭神雷女流帝位。
プロとしての意地と、八一との対局という夢への到達を原動力として対局するも、眼帯によって「見えすぎる」力を制御に成功した雷の実力と、長い持ち時間の対局による体力の消耗で敗北。ついに女流棋士相手に黒星を喫し、その後、体調不良により休場となってしまった。
アニメでは見事なヘソチラを披露してくれる。
あいによると上も下もつるつるだとか。
アニメのED曲「守りたいもののために」は彼女のテーマ曲と思われる。
関連イラスト
9巻ラストからの高校制服
余談
1、2巻までは嫌われ役だったが、3巻で苦悩する姿が書かれたことで人気が高騰。
同時に作品の人気も高まっていった。
関連タグ
荻山葵、鳥海桜花・・・同じポジションを持つキャラクター。前者は最後まで主人公への思いが空回りし続けたが、後者は最終的に主人公と結ばれた。
二海堂晴信・・・神鍋歩夢と中の人が同じ棋士キャラクターであり、主人公との再対決を熱望し、現在もなお難病に苦しんでいるという共通点がある。
加藤桃子…作者がモデルの一人とした女流棋士。
中井広恵…元奨励会会員の女流棋士。こちらは兄弟子と結婚した。
佐々木大地…こちらは男性棋士だが、銀子同様過去に心臓の病を患っていた。