中井広恵
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なかいひろえ
中井広恵とは、女流棋士である。
プロフィールを見ればわかる通り、11歳でプロ棋士となった。
しかも翌年にはいきなり林葉直子との女流王将戦に登場(言っておくが15歳と13歳の戦いである。多分将棋のタイトル戦史上、最年少の戦いだろう(男子の場合は藤井聡太(20歳)と伊藤匠(21歳)の叡王戦)。その時は1勝2敗で惜敗も、1986年に林葉から女流名人の座を奪取。
その後登場した清水市代・林葉と共に女流三強と呼ばれ、女流棋界を盛り上げる存在となった。
1993年には女流名人5度目の獲得で「クイーン名人」の称号を獲得、林葉が棋界を去ってからは清水と戦い、女流棋界の第一人者の一人であり続けた。
2003年にはA級順位戦所属の青野照市九段に勝利。女流棋士がA級順位戦所属の棋士に勝利した初例である。
2007年LPSAに所属も2014年退会し現在はフリー。2020年に51歳4か月でタイトル戦進出(清水のそれを1年半上回る最年長タイトル戦登場)するなど現在も一線級で戦っている。
夫は兄弟弟子の植山悦行。
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