阪神牝馬ステークス
はんしんひんばすてーくす
JRA阪神競馬場で行われている重賞(GⅡ)。メイン画像は2011年優勝のカレンチャンと、ウマ娘のカレンチャン。
概要
1958年、4歳(現3歳)以上の牝馬による「阪神牝馬特別(はんしんひんばとくべつ)」の名称で創設され、1970年より産経新聞のスポーツ紙・サンケイスポーツから寄贈賞の提供を受け、正式名称を「サンケイスポーツ杯 阪神牝馬特別」として2000年まで施行され、2001年よりレース名を現在の「阪神牝馬ステークス」に変更されることに伴い、正式名称も「サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークス」と変更された。
施行距離は創設当初芝1800mだったが、その後度々距離の変更が行われ(芝1850m、芝1900mも存在した)、1968年から芝2000m、1996年から芝1600m、2006年から芝1400mと変わり、2016年より再び距離が芝1600mに戻された。
創設以来12月の施行が定着し、暮れの阪神競馬を締めくくる重賞の一つであったが、2006年より同年に新設されたヴィクトリアマイルの前哨戦(ステップレース)として4月に施行時期を変更、4歳以上の牝馬限定戦となり1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が付与される。
1984年のグレード制導入時はGⅢに格付けされ、牝馬重賞路線が整備された1994年よりGⅡに格上げされた。
歴代優勝馬には12月施行時代はインターグロリア、ノースフライト、トゥザヴィクトリー、ファインモーション、ヘヴンリーロマンス、アドマイヤグルーヴがおり、4月施行に変わってからはラインクラフト、エイジアンウインズ、カレンチャン、ミッキークイーンといったGⅠ優勝馬がいるが、牝馬重賞路線が整備されていなかった頃は、このレースを勝って繁殖牝馬入りするというケースもあった。
データ
開催時期 | 4月 |
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コース | 阪神・芝1600m(外回り) |
条件 | 4歳以上・牝馬限定 |
備考 | 1着馬にヴィクトリアマイル優先出走権付与 |
負担重量 | グレード別定 |