概要
ホーンテッドマンションとは、西洋のお化け屋敷であり、ダークライド型のアトラクションである。
アトラクションはカリフォルニアのディズニーランド、フロリダのマジック・キングダム、東京ディズニーランドという3か所にある。この他、当アトラクションをアレンジしたディズニーランド・パリ『ファントムマナー』と香港ディズニーランドの『ミスティック・マナー』というアトラクションも存在する。
「カントリーベア・ジャンボリー(カントリーベアーズ)」「カリブの海賊(パイレーツ・オブ・カリビアン)」に続き、2003年に映画化された。
999人の亡霊が潜んでいる、古びた洋館が舞台。ゲストはプレショーとして、「年老いていく肖像画の間」と「伸びていく肖像画と壁の間」を見た後、ドゥームバギー(死の車)と呼ばれる3人乗りの黒い椅子型のライドに乗り込む。亡霊たちは、館に訪れるゲストを1000人目の仲間に迎えようと、ゲストをあの手この手で恐怖に陥れる・・・。
ホーンテッドマンション・ホリデー
カルフォルニアのディズニーランドと東京ディズニーランドにて毎年9月から翌年1月まで行われている、映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフに、同アトラクションの内容や外装を大幅に変更した上で、ジャック・スケリントンやサリーたちが登場する全く別のアトラクションとして運行する期間限定スペシャルバージョン。
Trivia
裏設定?
途中の水晶玉に浮かぶ女性はマダム・レオタと言う名前で、この屋敷の住人を次々に殺害して呪いの屋敷に変えたというストーリーがあるが、これはアメリカのディズニーランドのキャスト(スタッフ)の創作である。キャストによるストーリーであるため、公式とは言えないまでもそれに準じたものとして扱われることがあるようだ。
ちなみにマダム・レオタとアトラクション最後に登場するリトル・レオタは、かつてディズニーに在籍していた『レオタ・トゥームズ』という人物がモデル。
キャストの衣装について
キャストの衣装は女性は屋敷のメイド、男性は執事をイメージとしており、特に女性キャストの深緑色のエプロンドレス風ワンピースとコウモリが特徴的な白いのカチューシャ姿は人気が高く、Pixivでもよく描かれている。
伸びる部屋
「年老いていく肖像画の間」に「伸びていく肖像画と壁の間」に案内される。ここでの部屋の伸びる向きで上か下かで人により意見が分かれるが、アトラクションの立地条件により異なる。
カリフォルニアのものはエントランスの後ろにディズニーランド鉄道が通りそれを避けるため、「ファントムマナー」はエントランスが高台にあるため、これら2つは「下に降りる」エレベーター方式となっている。
反対に、マジックキングダムと東京のものは、特にそのような事情はないため、単純に「上に伸びて」いる。
都市伝説
様々な技法を駆使して表現された亡霊はクオリティが高く、やはりというべきかモノホンがいるとかいないとかの都市伝説がささやかれている。例えば東京ならば、「蝋燭だけが浮かんでいる長い廊下のところにピノキオの人形を持った男の子がいる」など。
映画
エディ・マーフィ主演の映画。ジャンルはホラー・コメディ。ひょんなことから呪われた“幽霊屋敷”に足を踏み入れてしまい、999人のゴーストに迎えられた一家が遭遇する恐怖の顛末をユーモラスに描く。山寺宏一のアドリブ振りも必聴。
ストーリー
不動産業を営むジム・エヴァースは仕事中毒で家族サービスもままならない。それでもなんとか今度の週末に家族旅行に行こうと妻サラと約束を交わす。ところが、旅行前日になって、かつてない大きな取引の話が舞い込んでくる。
それは、南北戦争以前に建てられた名家の豪華な屋敷を売りに出したいという依頼。仕方なく翌日ジムは家族旅行の途中、一家でその屋敷に立ち寄ることに。
しかし、いざ屋敷に着いた途端一家は突然の嵐に見舞われてしまう。そこで彼らは、不気味な執事に促されるまま、一晩をその屋敷で過ごすことにするのだったが…。