「俺のパイルは、世界一ィィィィィ!!」
「貫き通ぉぉぉす!!」
CV:てらそままさき(日本語版)、ジェシー・マーリン(英語版)
概要
DWN.087
杭打ちロボット三兄弟「クイイチロー」「クイジロー」「クイサブロー」が合体した万能型建築支援ロボットで、今までなかった複数変形合体能力を持った初めての8大ボス。もっと言うとパイルマンという個有の人格ではないと言える
ブロックマンと同じNAKAUME製作所出身で、工事現場の基礎工事を担当する杭打ちロボット衆の筆頭。
合体中の主導権は主に長男のクイイチローが担当、長男の調子が悪い時はしっかり者の三男クイサブローが担当する。(次男のクイジローは優柔不断な性格のため任せられないとか。)
猪突猛進の精神の持ち主で、厳しい工期や環境でも「とにかく突貫」がモットー。
忠義に厚く、工事に対する強い使命感を持っているが、Dr.ワイリーに拉致・改造されて以来それが暴走。その結果、無秩序な工事を延々と続けるようになってしまった。
海外では"IMPACT MAN(インパクトマン)"と名前が異なる。これまでも"BOMB MAN"や"CHILL MAN"と国内版と海外版で微妙にスペルが違うボスはいたが、ここまで大きく異なる名前になったのは初めてのこと。
パイルとは工事において打ち込まれる基礎用の杭そのものを指す為、パイルマンの場合は削岩機に最も近い為に海外版は名称が異なると思われる。
一応、ロックマン11は表示言語をオプションで「英語」にも変更できる為、その場合きちんと「IMPACT MAN」に切り替わる。
戦闘
大柄で重厚な見た目とは裏腹に機動力は高く、パイルによる高速突進や自身の体を変形させての攻撃、パワーギア発動と共に部下の杭打ちロボット達と更に合体して超巨大な極太パイルに変形など、多彩な技を使ってロックマンに迫りくる。…男のロマン要素バリバリじゃないか。つまり三体合体どころか三体以上の複数合体だった事になる。
見た目通り非常に重く、ジャンプの着地の度に振動が起こるため、地上にいるとひるんで動きを封じられてしまう。
ORIGINAL SPEC以下の難易度では、全体的に行動の隙が多いためそこまで強いボスではない。
しかし、EXPERT MODEではあらゆる動作が高速化したうえに隙も大幅に減少し、そこへ更に着地時の振動も合わさって難易度が急上昇する。今作の8ボス最強とまではいかずとも、低い難易度で油断しているとダメージの大きさもあり相当痛い目を見る。
弱点武器はアシッドバリア。
ただし、飛び道具を全く持たない関係上バリアとしての機能よりショットの方が重要(パワーギア発動時であれば、体がかすった時にもショットを当てた時と同じダメージを与えられるが)。
むしろ問題は、バリア展開時に硬直が入るため、タイミングを間違えると本体に体当たりされてバリアを解除されかねない点。特にEXPERT MODEでは動きが素早くなっているため、慣れないうちは下手に使うよりもバスターで攻略した方が楽。
特殊武器「パイルドライブ」
パイルと化した右腕を突き出し、猛ダッシュしながら強力な突貫攻撃を繰り出す。壁や敵にぶつかるとパイルが炸裂しノックバックが生じる(敵を突きで倒した場合はそのまま突き抜け炸裂しない)。
空中でも発動可能で、エアダッシュの代用としても使える。
パワーギア発動時は、飛距離と速度が強化される。
海外版の名前は「パイルドライバー」となっている。
2018年9月7日から配信された体験版にて、いち早く使用可能な特殊武器の一つ。
ラバーマンの弱点。
余談だが、ロックマンエグゼに海外版と同名のプログラムアドバンスがある。
関連タグ
アルトアイゼン…コンセプトが似ている
男のロマン…重機・合体・パイルバンカーの要素はまさにこれである。
関連キャラ
サーチマン:一体のロボットに複数の人格(頭が二つ)があるロボット繋がり。二つの頭は仲が悪い。
タイダル・マッコイーン:ゼロがラーニングできる必殺技「飛水翔」はエアダッシュで攻撃できるもの。
キンタロス:中の人繋がり。パワータイプ、大雑把、突貫的な行動、歌舞伎的な出で立ち等、共通点も多い。違うのは得意な武具や言葉遣い(関西弁か標準語か)、或いは生物的かメカキャラか…
ゲッターロボ:三機合体ロボのパイオニア。こちらは機体の合体パターンの組み合わせで異なる形態を持つ。