概要
仮面ライダードライブの変身ベルトである「ドライブドライバー」を操作し左腕のシフトブレスにシフトカーをセットすることによって任意のタイヤがトライドロンより射出され、ドライブのタイプスピードなら胴体・タイプワイルドなら右肩・タイプテクニックなら首周りに装備される。
この時、ドライブドライバーが発する音声が「タイヤコウカーン」である。
要は「タイヤ交換」を英語口調で発音しただけなのだが、ドライブドライバーの人格である「ベルトさん」を演じるクリス・ペプラーの名調子もあって、結構ツボにはまる。
類例に、必殺技発動時の「ヒッサーツ! フルスロットール! (シフトカー名の一部)」、ハンドル剣やドア銃と言った専用装備を用いての必殺技発動時の「ヒッサーツ! (シフトカー名) フルスロットール!」等がある。
どことなく某Twitter小説の薫りがするセリフ回しである。
武装モジュール交換としての「タイヤコウカーン」
ネタっぽいネーミングの「タイヤコウカーン」だが、作中においてもこの場面はテレビドラマとしての『仮面ライダードライブ』の見どころである。
ドライブが装着している「タイヤ」は、実際には武装モジュールであり、事件現場の状況や敵であるロイミュードの特性などに応じて換装される。これを自動車レースにおけるタイヤ交換(摩耗したタイヤの交換、乾燥路面用のスリックタイヤから雨天用のレインタイヤへの交換など)に見立てたものと考えられる。
タイヤフエール
第2話で、立体駐車場の螺旋誘導路を逃走中のロイミュードは直上層の誘導路を砕き、その瓦礫でトライドロンの妨害を試みた。これに対してドライブドライバーは強行突破を指示。ドライブは全タイヤをトライドロンに装着し、スパイクタイヤの要領で瓦礫を越え、ロイミュードに追いついた。この時、ドライブドライバーが発した音声が「タイヤフエール」である。
この状態のトライドロンは超常的な攻撃が可能であり、スパイクタイヤから棘、シャドータイヤから手裏剣を発射して逃走するロイミュードを壁のない虚空に磔にし、フレアタイヤの力で火炎を纏って突進するという形でとどめを刺した。
第6話でも使用し、ランブルダンプタイヤを装備した。
第45話でも第2話と同じ組み合わせを発動。スパイクの力をライドマッハーに、シャドーの力をライドチェイサーに与える「タイヤフエールコンビネーション」を披露。トリプルライダーキックに繋げ、特防センタービルへの突入に成功させた。
トライドロンの個別記事も参照。
余談
youtubeの東映公式チャンネルにはこのタイヤ交換をフィーチャーした動画が公開されている。
パート2とあるが、パート1の内容も含まれている。
関連タグ
デッドヒートマッハ - この形態でのみマッハもタイヤを装備可能(シフトカーの能力自体は通常形態でもある程度発揮はできる)