CV:本渡楓
概要
綴りは「Liten」。
ソードアート・オンライン[プログレッシブ>SAOP]]第4巻より登場するALS(アインクラッド解放隊)所属のタンク要員。
武器はロングメイスで、兜から足の先まで重金属製全身鎧に身を固めた寡黙な人物。
町中でもバイザーを下ろしており、メタリックな声音を響かせている。
しかしてその正体はオレンジがかったおかっぱヘアの少女(年齢は明言されていないが、後述の友達の件からおそらく少女と呼べる程度)というギャップ萌え要員である。瞳の色はトパーズ。
もはやクライン以来シリーズでは恒例の属性となった「ネトゲは慣れてるがVRMMOは初めて」系キャラ。
歴戦のタンクであり、SAOでも最初から壁志望だったがデスゲームの状況下で「女のタンクなんか信用できない」と連発されたせいか、女性バレしていない相手に対してはしょy帯を隠して男性的な口調をとる。
その経緯からいっそソロのタンクで最後まで行ってやろうと行動する中で、後述のスチール製防具一式の入手に成功。ALSにスカウトされ作中へと至る。
担当回となる第5層では「とある切実な理由」で煽動PK集団による二大攻略ギルドの決定的な決裂を防ぐべく、キリアスコンビ他有志とともに「抜け駆けを防ぐための抜け駆け」のフロアボス攻略作戦に参加することになる。
5層当時は入手困難なスチール製重金属鎧を装備可能なスロット6箇所全てに装備して屈指の防御力を持っており、それらは「友達」のとある女性鍛冶師(とされているが挿絵で誰か一目瞭然)がクラフト失敗判定を重ねながら必死に制作した逸品。
実は…
5層にて彼女が装備しているスチール製防具は入手困難などというレベルではなく、
当時はクラフトを発掘した鉄鉱石からすすめるしかなく、鍛冶の失敗なしでも1400個以上の鉱石を必要とする。
これをなし得たのは、無限湧きバグを発見しグリッチを行ったためである。
バグだと気づいた後も無限湧きの魅力に取り憑かれて修正されるまで(作中作SAO故、発見から修正までわずか30分であるが)掘り続けてしまった後、我に返って「友達」の相談。
そして「こんな理不尽なクソゲーでBANもグリッチもねーから!(意訳」との一刀両断を受けて鉄鉱石の使用を決意し、運搬から制作まで「友達」の全面協力によりスチール製重金属鎧を全身に揃えたのであった。
なお実際のところ、リーテンがグリッチを目こぼしされた理由は茅場晶彦のよく言えば美学、悪く言えば俺ルールによるところが大きいと思われる。これが茅場でなくオベイロン様であったら、目こぼしどころか後日に突然脳を焼かれて死んでいただろう。
なので、現実のソシャゲネトゲでのグリッチはダメ。ゼッタイ。もしもデスゲームに巻き込まれてもクソ運営に生殺与奪の権を完全に握られた状況では賭けである。
しかしながら
- 垢BABもありうるネトゲでのバグ利用の誘惑に彼女が負けていなければ。
- 未だキリトともアスナとも出会わぬ「友達」の存在がなければ。
- あるいは茅場が自分なり(自分勝手)のフェアプレーを持っていなければ。
最悪の場合、作戦は失敗して攻略組は「攻略組」と言う概念が生まれる前に破綻していたかもしれないのもまた事実である。
その後
プログレッシブ組の多くに共通して言えることだが、
SAOからの生還が確定していないキャラクターの1人である。
特に彼女の所属するALSは25層ボス戦で多くの犠牲とともに壊滅することが確定しているため、特に不安なキャラクターの1人である。
劇場版
第5章攻略が舞台となり、一時的にメインキャラクターの1人に昇格。
ボイス担当は鉱石掘りの歌に中毒性のある本渡楓である。
関連タグ
とある切実な理由(ある意味ネタバレ)
彼氏持ちである。残念だったな!
しかもアニメ1期では幹部のくせに聖竜連合のモブ兵士と全く区別がつかないアイツだ!!
シバと呼んだりリっちゃんと呼ばれる仲だよこんちくしょう!!
彼とは仲の悪いギルドの垣根を超えてこっそり交際している仲のため、個人的事情からも両ギルドが決定的に決裂してもらっては困るのであった。