午前0時のフォークロア
ごぜんれいじのふぉーくろあ
概要
メインストーリー第2部「集結の百禍編」に登場するグループの一つ。英語名は「FOLKLORE OF 0」。
名前の初出は、漫画アプリ『GANMA!』におけるマギアレコードの広告で、そこで登場した5つのグループのロゴの1つが「FOLKLORE OF 0」であった。
南凪市の神浜水族館が本拠地で、裏手の海洋生物研究所が入口。構成員がリーダーを含めて全員で4人という少数精鋭ということもあってか第1章終了時点では特に目立った動きはなく、ピュエラケア以外の組織からその存在は認知されていなかった。
「ある仮説を検証するために神浜の戦いを見届けること」を目的とし、メンバーをそれぞれ別のグループのメンバーとして忍び込ませ、動向を監視していた。
長らくラビ以外のメンバーの有無は不明であったが、メインストーリー第5章にて、ネオマギウスに所属する栗栖アレクサンドラがひめなに対し、自らが本来このグループに属する魔法少女だと明かした（このとき正式名称が判明した）。
さらにメインストーリー第6章の5話の終盤にて、時女一族の三浦旭と、プロミストブラッドの有愛うららもメンバーだという事が明らかになる。
後に第8章と灰色革命にて、魔法少女の秘密や正体を知らせたために自分達を危険視した人々からの差別や迫害で居場所を追われてしまい、結果的に絶滅寸前にまで追い込まれた湯国市の魔法少女の生き残りで構成されたグループだということが判明している。
湯国市の魔法少女達は魔女化を知った際に、人知れず孤独に戦う自分達を労ってもらうために、うららが出演していたネット番組などを使って世間に魔法少女の事を知らせる活動をしていたが、その矢先に取り逃がした魔女がイベント会場で事故を引き起こして大勢の死傷者を出したり、固有魔法の暴走で人々の心を壊してしまったりして市内での信用を完全に失い、差別や迫害を受けて魔女化や自殺で湯国の魔法少女はラビ達4人にまで減少してしまった。
メンバー達はその苦い経験から｢世間に魔法少女の存在が広まること｣の危険性を十分すぎるほどに理解している。加えて仮説からくる強い諦念に囚われていて、神浜での戦いの結果によっては
・ラビの懐中時計の針を0時に進め
・自分達を含めた全ての魔法少女や魔女を一人残らず消し
・魔法少女が二度と生まれない新たな民俗学の風習を作る
つもりでおり、これがグループ名の由来になっている。
だがそんな中、彼女らは環いろはに希望を見出している模様。
第8章で潜入していたメンバーたちが素性を明かた上でフォークロアに戻ったことで、他グループに存在が明らかになり佐鳥かごめも知ったようだが、神浜マギアユニオンは認知していない。というよりもフォークロアは意図的にユニオンとの接触を避けているようであり、他グループも彼女たちの事や湯国市の現状をユニオンに話していない模様。これは太助が那由他にあてた手紙で「分裂を招く危険性があるから他言無用」と書いていた事から見て、ユニオンがフォークロアや湯国市の事を知れば混乱する危険性があるとして存在を悟られないようにしていたようだ。
10章でいろはたちがネオマギウスの計画を阻止したのを見届けると、ネオマギウスが引き起こした混乱を収束させるのを手伝うため、ラビが初めてユニオンの前に姿を現す。そして11章で自分たちの目的や湯国市での出来事を各グループに説明した。
構成員
メンバー
余談
これまでの第2部から登場の各チームのメインメンバーがいずれも同一事務所所属者で構成されていたように、フォークロアの4人についてもEARLYWING系のWITHLINE所属者で構成されている。
また、2022年1月28日開始のイベントにおいて、他チーム同様渡辺翔による勢力ソングが公開される事になっているが、曲名が「演葬」とあまりにも不穏なものとなっている。
関連タグ
灰色革命：結成へ至ったサイドストーリー。
魔法少女おりこ☆マギカ：魔法少女が魔女化して地球を滅ぼす未来を予知し、キュゥべえと契約する前に殺そうとする。
魔法少女かずみ☆マギカ：魔法少女のソウルジェムを奪って仮死状態にし、魔女化を防いで救済しようとする。
魔法少女すずね☆マギカ：魔法少女を魔女化の宿命から救うと称して暗殺を繰り返す。
