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編集内容:ドイツとの関係

Strasbourg

フランス東部の大都市で人口は27万人。都市圏人口は45万人に及ぶ。

フランスにおけるドイツ語圏であるアルザス地方の中心で、ライン川に面した交通(鉄道・道路・水運)の要衝。都市名もドイツ語で道の街を意味する「シュトラースブルク」(Straßburg)をフランス語読みしたものである。

ライン川対岸のドイツの都市ケールとの関係が深い(国境検査なしで自由に行き来できる)。西欧の中心部に位置することから、EU議会本会議場、欧州評議会や欧州人権裁判所があり、ブリュッセルと並びEUの中心地となっている。

神聖ローマ帝国に属したドイツの歴史的地方の一つであるが、フランス王国は17世紀ルイ14世治下でシュトラースブルクを含むアルザス=ロレーヌ地域を獲得、フランス語読みのストラスブールの名で呼ばれるようになった。19世紀普仏戦争プロイセンが勝利すると同地域はドイツ帝国の直轄地となるが、20世紀第一次世界大戦でフランスが勝利し同地域は再びフランス領となった。

交通機関

パリとの間はTGVが頻繁に走る。近隣都市とは近郊鉄道で結ばれている。

郊外にストラスブール国際空港があるがパリやフランクフルトに近いため、パリとの間はTGV、フランクフルトとの間はバスが代行輸送をしている。

市内にはバスと路面電車(LRT)があり、珍しく国際運転をする路面電車も存在する(隣のドイツ・ケール市まで運転)。周辺は運河が縦横に走り、ライン川の港もあるが、貨物船が中心で旅客は遊覧船のみ。

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