ロゼ・アプロヴァール
ろぜあぷろばーる
CV:有馬瑞香
概要
フランス出身の高齢女性。『GGG』の上位組織である国連事務総長、国連最高評議会議長、最終統括責任者でもある。時系列的に云えば初登場は外伝『獅子の女王』(number37.5)。母国で暴れ廻る国際的犯罪組織『バイオネット』の『フェイクGSライド』搭載型メカノイド『Gギガテスク』撃退を対『頭脳原種』後の連戦で疲弊する『GGG』に国連会議から打診する形で登場するも、この時は台詞はおろかフルネームすら出ていなかった。
『大河』と『火麻』両名を訓育した過去があり、上司でもある。大河を「幸太郎坊や」、火麻を「激坊主」と呼ぶ。『麗雄』、『雷牙』とも知り合い。阿嘉松も懇意にするも、頭が上がらない。
大河以外にF・Fや『ゴルディオンハンマー』を発動承認させられる更なる人物で、長年愛用するステッキの先端が起動用スイッチでもある(が、権限の為に角膜認証が必要で、『グランドプレッシャー』用のコンソールが天井部に在り一旦ぎっくり腰になる)。『腕原種』に『ゾンダー』化された一報をエクスプローラー8内で受けた際は「光にでもしておし…」と冷徹に英断するものの、周囲の者が必ず解決出来ると信じるからに他ならない。厳格な人物ではあるが、公務を離れれば子供には優しく、『護』曰く「面白い人」らしい(『プロジェクトZ 華へのエアメール語り 参照』)。
number.43.2に於いて、大河と火麻がゾンダー化し、長官代理を勤めた。唯一グランドプレッシャーの発動を承認した挿話でもある。戦闘後、「手を焼かせるんじゃないよ!幸太郎坊や!激坊主!」と憤慨した。
『ソール11遊星主』による宇宙収縮現象を阻止せんと、『ギャレオリア彗星』へ赴く『GGG』に地球圏への追放処分を言い渡したが、評議会との調整に裏では苦悩していた(DVD『FINAL』帯封にその言葉が認められている)。
その代わり、『大河』と『スワン』にペンダント型の『ゴルディオンクラッシャー』発動キーを託した。
二期10年の任期を終え、その座を『ハート・クローバー』に後を託すが、最終的な総決算として『ガッツィ・グローバル・ガード』を創設する。