「クズは掃除する。エチケットだ。」
「一番人を美しく殺せるのは、この私だ!」
概要
オーロラ・ドーパントとは「風都探偵」に登場するドーパントである。ロード・ドーパント撃破後も健在であった裏風都に潜んでおり、ガイアドライバーrexにオーロラメモリを挿して変身する。
変身者は謎の男万灯雪侍(ばんどうゆきじ)。ときめの過去を知っているようであるが…。
姿は真っ黒な人間のようなシンプルな姿で、頭に長いポニーテールのような髪があり、腰にキラキラ輝く布のようなものを纏っている。
だが、両手のみはモチーフと思われるオーロラのような異様なものになっている。
アニメにて全体のカラーリングが判明。紺色のボディを基本に星々のような煌めく模様が表面に浮き上がっており、青と緑のオーロラを模した腰布を巻きつけた神々しくも恐ろし気な雰囲気を持つドーパントになっている。
またメモリの方も黄色がかった色で彩色されており、万灯の経歴を考慮するとゴールドメモリでほぼ間違いないと思われる。
能力
詳細は不明だが、人間を僅かな骨だけにするほどの威力を持つ怪光線を手から放つことが可能で、伸ばした髪は使って攻撃を防ぐほどの強度を秘めている。また、雪侍自身のハイドープ能力か人知れず建物内に侵入するなど変幻自在な立ち回りを得意とする。
動向
- 「最悪のm」編
Wとメガネウラの戦いを監視し、その中でかつてWと戦ったミュージアムを『旧組織』と称しており、所持するドライバー等から単独犯ではなく、ミュージアムに相当する技術力を持った組織に所属している可能性が高い。
第12話では「街(まち)」と称する組織……と言うより1つの国の選ばれし市民であると発言している。
メガネウラ抹殺後は拠点となった裏風都にて同じくドライバーを装着する同志の「ブラキオサウルス」、「スクリーム」と合流した。
- 「bたちの宝物」編
ビリー佛田を前述の怪光線で殺害し、挑んできた仮面ライダーWCJXの攻撃を、手を使わず髪だけで防ぎプリズムブレイクも回避して裏風都に撤退した。
- 「異端児d」編
裏風都から造反した出紋大騎/ディープ・ドーパントとの交渉が決裂し白昼堂々の衝突となるが、ディープの能力により逃亡を許し始末に失敗する。
その後Wがディープを撃破した場に裏風都の手勢を率いて現れ、出紋をロードたちに食わせて始末した。
余談
初登場の回のラストで、高い建物の屋上から裏風都を眺めていたが、これは仮面ライダーW本編のOP最初に映る「風都タワーを眺める仮面ライダーW」と同じ構図である。
コミックス収録のデザイン画の説明では元々のガイアドライバーを装着していたが、後に新型のガイアドライバーrexになったとの事。