概要
元々の和名をシマツナソというが、野菜として普及する際に「エジプトで古来から食べられる野菜」との触れ込みがあった。このため、アラビア語のモロヘイヤという呼称が一般的になった。
若い葉の部分を枝ごと収穫して食べる。 カルシウム、カロテン、ビタミンB群など、栄養が非常に豊富であり、健康食品と認識される。基本的に夏野菜だが、初夏は枝が太目で柔らかく食べやすいのに対して、晩夏以降は枝が固くなり、食べにくくなることがある。
料理方法としてはサラダ、おひたし、スープ( 味噌汁を含む)などがあるが、茹でたときにぬめりが出てくるのを活用して和え物にする、先述のカロテンの吸収のために脂肪分を使うために天ぷらや炒め物にするなど。
毒性
あまり知られていないが、モロヘイヤには猛毒が含まれている場合がある。
種が最も毒性が強い他、発芽して間もない頃(90日過ぎくらいまで)や開花後の全草もアウト。
関連タグ
諸平野貴雅:苗字はこれが由来
福原綾香:「我が胸も 夏の野菜も もろ平野」と詠んだことがある。