職業病
しょくぎょうびょう
概要
職業毎で酷使しがちな体の部分に発生しやすい病気や、作業上で有害物質を吸い込みやすい環境に置かれたりして起こりがちな病気のことを指す。
悪化すると最悪その職業から離れなければならないこともあり、また労災認定の裁判でもよく揉める種である。そのため、雇用者はこれらの職業病を少しでも減らすため職場環境を整える努力が求められるがなかなか実現しない業界も多い。
主な職業病
アニメーター、漫画家、イラストレーター、手話通訳士、プログラマー、グラフィッカー、小説家、コールセンター職員、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、理学療法士、スポーツ選手等
アニメーター、漫画家、イラストレーター、プログラマー、グラフィッカー、小説家、事務員等デスクワークの職業全般
アニメーター、漫画家、イラストレーター、プログラマー、グラフィッカー、その他アニメ制作や設計系等モニターを長時間見る職業、ネイリスト
鉱山技師、工事現場作業員等
- 白ろう病
林業など振動を伴う機材を使用する職業
- 放射線障害
原子力発電所・ウラン鉱山等の作業員
看護師、介護関係の職業全般、重いものを持つ運送関係等、スポーツ選手全般
スポーツ選手全般、ダンサー等
印刷所の職員が作業で使う有機溶剤を吸ったためかかった事例が問題となっている。
- グロインペイン症候群
サッカー選手
- 野球肘
野球選手
転じた使い方
業界の慣行やよく使う動作をつい業界外の人の前でも行ってしまったり、他の人が目をつけないようなところについつい着目してしまったりする癖などを俗語的に「職業病」という場合もある。