「筑波洋! ドラゴンキングがどんなに恐ろしい怪人か、そこでよ~く見ているがよいぞ!!」
CV:沼波輝枝 スーツアクター/河原崎洋夫 人間態/藤山律子
概要
『新仮面ライダー』第36話「急げ一文字隼人! 樹にされる人々を救え‼」、第37話「百鬼村の怪!洋も樹にされるのか?」に登場。
人体に根を張り、その人間を木に変えてしまう“アフロマジンカ”という樹木の種を使い、全人類を木に変えてしまおうと目論むネオショッカーアマゾン支部から来日したアマゾンの使者。
熱帯樹木をモチーフとした女性怪人で、普段は金髪の美女の姿で暗躍する。鳴き声は「ガー‼」
人体実験場として支配下に置いた百鬼村においてアフロマジンカの栽培を行うのと同時に、木に変えた人間を不快を感じる電波を使って自在に操る作戦というかつてGOD機関のアルセイデスが行った作戦を更に発展させたかの様な計画を立案し、その実験を行うなど、魔神提督に天才と言わしめる程の頭脳を持つドロニャンゴーと並ぶネオショッカーの残酷にして冷酷なマッドサイエンティスト。
なお、木に変えられた人物は怪人が死なない限り元の姿には戻れない。
主な戦力は“アフロマジンカの種”と蔓状のムチ。また、その容姿を利用して樹木に擬態することも可能。
村に筑波洋=スカイライダーや自分を追って日本へと帰還した一文字隼人=仮面ライダー2号が来る事を想定して、武闘派のドラゴンキングに警護を一任している。口ぶりから今までのネオショッカー怪人コンビ(ムササベーダー兄弟除く)に比べて互いを高く評価していることがうかがえる。
村人を人質に洋と一文字を拘束し、作戦を着々と推し進めていたが、木に変えた人間たちの心までは完全に支配できなかった事もあり計画は頓挫してしまう。
ドラゴンキングの敗北や上記の計画の失敗を受け自棄を起こしたかのように改良型“アフロマジンカの種”を使い、次々に街の人間たちを襲撃していたが、最後はスカイライダーの99の技の1つ『風車三段投げ』を受けグロッキー状態になった所へ追い打ちで放たれた『スカイキック』の直撃を受け爆死した。
余談
人間態を演じた藤山律子は『愛の戦士レインボーマン』のオルガ、 『電人ザボーガー』のミスボーグ、『科学戦隊ダイナマン』の女将軍ゼノビアといった特撮番組での女幹部役を演じた。