概要
「オレがアポロガイストに代わって大幹部になる番だ‼」
『仮面ライダーX』第17話「恐い!人間が木にされる!!」に登場。
ギリシャ神話に登場する森の精霊(ニンフ/アルセイス)をモチーフとしたGODの神話怪人の1人。なお、モチーフとなったアルセイスの性別は本来女性だが、怪人の性別は男性となっている。またアルセイデスというのは複数形である。鳴き声は「アーウ」。
人間を木に変えてしまう緑色の毒ガスを口から吐き出す能力を持っており、この能力を使って日本の国民全てを木に変える使命を帯びており、その為に自身の能力の性能アップとデータ採取の為にとある山中にてハイキングにやって来たハイカー達や迷い込んで来た人間を使って人体実験を繰り返していた。
しかし心を支配する(木に変える)事までは出来なかった為、GOD総司令から作戦実行の中止を言い渡され、実験を目撃しただ一人生き残ったタケシ少年の口封じの為に奔走する。最初はタケシを追うつもりのGOD戦闘工作員に「放っておけ」に言ったそばから、総司令に叱責を受けるや否や「何をぐずぐずしている!」と怒鳴る等いい加減な性格をしている。
主な戦力は上記にある人間を木に変える毒ガスと蔓のムチ、及び常に携帯している剣。
また、木に変えた人間を一時的に元の姿に戻して操る事も可能。
手柄を立ててアポロガイストを出し抜き、自身がGODの新たな大幹部へとのし上がろうと考える野心家でもあり、一度は神敬介を捕え、吊り橋からロープで吊るし上げることに成功したことに「上出来だ‼」と言わしめさせた人物でもあるが、確認するまでは自己申告に対して「簡単に死ぬはずがない」と信用されず、車で逃走しようとして失敗した際には殴られた揚句、「Xライダーはお前の敵ではない」とまで言われてしまった。
最期は『ライドル脳天割り』で頭をカチ割られて爆死し、アルセイデスの死と共に木にされた人々も元の姿に戻った。
映画「5人ライダー対キングダーク」において再生怪人として復活したが、他の怪人共々5人ライダーに倒された。
関連項目
アクエリアス・ゾディアーツ、ヴァルキリー、シルフィ、インセクト眼魔:同じくモチーフと性別が逆になっているライダー怪人