曖昧さ回避
- ギリシャ神話に登場する森に住んでいるニンフ・アルセイスの複数形。
- アニメ『天空のエスカフローネ』に登場するザイバッハ帝国が保有するガイメレフの量産機。本項で解説。
- アクションゲーム『超攻合神サーディオン』に登場する超攻アーマーの一種。
- 特撮番組『仮面ライダーX』に登場する神話怪人の一体。→アルセイデス(神話怪人)
- ロールプレイングゲーム『ウィザードリィ』の登場人物の1人。
当記事では1以外について解説
アルセイデス(天空のエスカフローネ)
(一般機)
(ディランドゥ機)
登分類 | ガイメレフ |
---|---|
全高 | 7.8コースタ(1コースタ=0.987m) |
重量 | 7.4ペーゾ(1ペーゾ=1.014t) |
動力 | エナジスト |
開発国 | ザイバッハ帝国 |
操縦者 | ディランドゥ・アルバタウ,竜撃隊隊員(シェスタ,ガァティ,ダレット,ヴィオレ,ミゲル),ザイバッハ一般兵 |
ガイア最大の軍事大国『ザイバッハ帝国』の主戦力であるガイメレフ。
動力は『エナジスト』と呼ばれる右肩に1個装備された宝玉状のパーツで、機体制御には流体金属が使用されており、油圧や歯車で動かしている他のガイメレフとは根本的に異なった構造をしており、流体金属は他にも主武装である『クリーマの爪』にも使用されている。
この『クリーマの爪』は文字通り爪状にして接近戦にも使用できるほか、伸ばして敵を貫いたり、強い燃焼性を利用し火炎放射器として使用することも可能であり、この事が通常のガイメレフに対して大きなアドバンテージを持っている。
また、飛行船や浮遊要塞に使用されている浮遊岩を搭載しており、飛行形態へ変形して自力飛行も可能であり、その際には鞘に収められた剣のような形になるという特徴も持つ。
更に“竜撃隊”に配備されている機体には光学迷彩・ステルスマントが装備されており、ほぼ完全なステルス機能を持っているが、そのままでは変形機能と干渉するため、飛行形態に変形する際は腕をマントの外に出す必要性がある。
機体制御に用いられている流体金属は、前述の『クリーマの爪』のように武器として用いられるほか、操演宮(コックピット)内部を満たして操縦者(パイロット)を衝撃から守るだけでなく、人工筋肉の役割も果たしている。
なお、本来ガイメレフの製作には数十年~百年前後かかるとされ、ザイバッハの優れた工業力をもってしても30年かかる所をアルセイデスは1体に付き僅か一ヵ月ほどで製作する事が可能となっており、更に他国のガイメレフとは次元の違う戦闘能力を誇るという恐るべき特徴を持っており、帝国が短期間で領土を広げる事となった要因となっている。
加えてガイメレフには普通2個以上のエナジストが搭載されるところを、本機は1個。しかもエナジストはエスカフローネの紅いドラグエナジストのように高格のものは暖色系で、本機の青や緑などは低格ともされており、選ばれた騎士の乗り物である他国のガイメレフとは全く異なる量産兵器としての思想が徹底されている。事実、他国軍ではメレフというガイメレフより一段小型の機体も配備している(数的にはむしろ多い)が、ザイバッハはアルセイデスで統一しており戦闘用メレフは保有していない。
高性能且つ製作も容易なため、ザイバッハの尖兵として猛威を振るうアルセイデスだが、流体金属が非常に燃えやすいという弱点を抱えており、撃墜されると流体金属が引火してパイロット毎焼き尽くしてしまう危険性がある。加えて武器とする流体金属を消費しすぎると乗員の衝撃からの保護や機体の稼働自体も不可能となってしまうが、これを避けるためであろう副武装として腕には折畳式の三本爪も備えている。また、ステルスマントも飛行形態だけでなく、水上といった特定の場所では使用できないという欠点も存在する。
一般機は青色で、前述の通りエナジストは左肩に1基搭載されている。
ディランドゥ専用機は赤色で、両肩にエナジストを1基ずつ搭載し、指揮官用の角を装備している。
後に強化型のオレアデスが制作された。
立体物
バンダイのリミテッドモデルにディランドゥ機がリリース。殆ど可動しないが、布製のステルスマントが付属。
2021年にはグッドスマイルカンパニーでMODEROIDとしてディランドゥ機と一般機が6月に発売予定。LMとは異なり各関節が可動し、クロー展開のギミックを再現。なお、変形機構はプロポーションと可動の両立の為かオミットされている。
ドラグエナジストはクリアーパーツで再現されており、クリーマの爪のエフェクトパーツとプラ製・布製のステルスマントが付属する。
ディランドゥ機は店頭で、一般機はグッスマオンライン限定で発売される。
アルセイデス(超攻合神サーディオン)
全長(全高) | 16.45dic(ディック) |
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重量 | 62.55tom(トム) |
通常兵器 | フィラーショット |
『マシン・マーシャン』(マシン・シャーマンの誤記?)の異名を持つ海球文明の“超精神技術”によって造られた超攻アーマー。4本の腕を持ち、そのうちの1本の腕には杖が握られている。脚部は鳥類のような逆関節型で、甲殻類や昆虫のような外装に身を包む。頭頂部から後ろに伸びる触覚からはフィラーショットと呼ばれる衝撃波を放つ。搭乗者の精神感応力を増幅して攻撃や防御に使用するため、性能はそれに大きく左右されるが、そのポテンシャルは3機の超攻アーマーの中でも最高レベルに値する。
アルセイデス(ウィザードリィ)
『ウィザードリィ』・シナリオ6のエンディングから登場するコズミックフォージが置かれていたコズミックサークルの管理者。
頭部に機械のパーツが露出している事からサイボーグだと思われるが、その正体は不明。
ガーディアの存在が明らかになった後、その事を冒険者に伝え、アストラル・ドミナの探索を依頼する。