CV:能登麻美子
概要
『機動戦士ガンダム水星の魔女』の登場人物。スレッタとガンダム・エアリアルをアスティカシア高等専門学園へと推薦し、送り込んだとされる企業『シン・セー』の代表である女性。
頭部を丸ごと覆うヘルメット状の仮面を被って素顔を隠している、シャア・アズナブルから続く、ガンダムシリーズお約束の仮面キャラ。
ヴィム・ジェタークとは過去にも何らかの繋がりがあった様子。
スレッタとエアリアルに対する審問会で姿を現した際、禁忌の技術についての問答の上で「水星の過酷な環境によって己の体の一部をGUNDで補っている」と明かし、証拠として右腕の義手を外し投げ付けた。
正体について
CVやGUNDの右腕から、正体はエルノラ・サマヤと見られている。
夫と仲間達の仇を前にしても表面上は平静を装っており、忍耐・度胸・行動力などの資質を備えた女傑と評価できよう。
その一方であまりにもあからさま過ぎるため、一部の視聴者から「逆に何か一捻りあるのでは?」と疑う声も。
この点に関しては「ガンダム」に対してミスリードを駆使した、叙述トリックのような意外性を求めているかどうかで変わってくるだろう。
しかし、歴代ガンダムの仮面キャラは(視聴者から見れば)正体バレバレが伝統であるため、それに則るなら彼女の正体も深読みするには値しない可能性もある。
余談
プロスペラの由来は恐らく、シェイクスピアの戯曲『嵐』の登場キャラクターの1人である魔術師・プロスペローであると思われる。