概要
シリーズを象徴するキーワード。シリーズのいずれもオープニングとエンディングで使用される、つまりこの言葉に始まり、この言葉に終わる。
原文はWar,war never changes.
直訳するなら「戦争は何も変わらない」だが「技術が進歩しても戦争(という殺し合い)は変わっていない」というような意味で使用され、「何度も戦争する」という解釈で上記の訳になったと思われる。
訳については、非常に端的な言い回しをうまく音節内に収めた名訳とも、ニュアンスを十分に汲み取れていないとも賛否両論。なお公式から日本語化がサポートされていない『1』及び『2』においては、有志で作られた日本語化Modで訳されているが、その内容は『1』では「戦争。終わることのない戦争」、『2』では「戦争。それはいつの世も変わらない」と原文に近い意訳がなされてる。
『4』では初めて作中のキャラクター(主人公)がこのセリフを口にする。
転じて世間では実際に愚かなことをしている様子や悲惨な戦争を描いた様子から同じような言い回しがされることがある。
作中繰り返された過ちとしては
- 資源の度重なる浪費と環境破壊
- 食品に対する安全基準のカバカバさ
- まったくと言っていいほど理解が進んでない放射線の危険性
- 資源がなくなれば奪い取る、あるいは今ある資源を独占するという国家方針
- 平然と人体実験を行う企業や政府
- 大義名分のためなら大多数の犠牲すら躊躇わない思想
………など挙げ出したらキリがないレベルで倫理観が崩壊している。それらを全てひっくるめて、
人は過ちを繰り返す
のだろう。
関連タグ
戦争は変わった(War has changed):ある意味対になる語句。ナノマシン技術が発展した結果、戦争がビジネス化し、戦場が制御・管理されるようになった事を老兵となった主人公が語るモノローグ。ただ、やっていることの本質は何一つ変わっていないのがミソである。