もしかして→スピリット・オブ・ファイヤ(HALOシリーズに登場する艦艇)
概要
全ての魂の根源である精霊「グレート・スピリッツ」が内包する五大元素のうち「火」の属性が具現化した分霊(分身)の如き存在。
記紀神話(日本神話)におけるカグツチ、インド神話のアグニ、ギリシャ神話のプロメテウスやヘパイトス。世界中のありとあらゆる炎への崇拝・畏敬の念から生まれた神々たちの原型、炎の力が具現化した精霊でもある。
火そのものだけでなく、燃焼という現象そのものや発光といった火に由来する効果など、炎に連なるあらゆる力を司る。
爪による直接的な攻撃も強力だが、扱う力が火である以上、力の行使の際には酸素の存在といった燃焼に必要な環境が必要となる。そのため酸素の無い空間ではその力は大きく制限される。
しかしハオの陰陽術による五元素(木・火・土・金・水)への転換により、この弱点がカバーされている。
もともとグレート・スピリッツの意思にしたがい行動するアメリカ・インディアンの部族「パッチ族」の持霊であったが、本編開始から500年前、パッチ族に転生したハオによって奪取されてしまう。
その後、ハオの意図により、シャーマンやその持霊たちの霊魂を捕食し続け、その霊力をさらに増大させてきた。だが、最終的な霊力は330000と他の五大精霊と同じ。
のちに別の人物の持霊となり、本編後も外伝作品『マルコス』にて彼の持ち霊であることが明かされている。
意外と寂しがり屋で他の五大精霊との再会を望んでいたらしい。
ハオに道連れ(転生&地獄行き)にされて地獄に行ったことで狂暴化したのかは不明。
魂を喰らい霊力を増大させる点は、非シャーマンの人類を皆殺しにしようとしていたハオにとっては都合の良い能力だったかもしれない。
実はよく読むと前作の時点であくまで使い手の技量込みの最強であり、単体で彼の霊力を上回る霊は複数登場している。そして歴代のシャーマンキングが露骨な後方支援を行うため、前作では事実上禁じ手だったメジャー神話の神や天がバンバン出てくるようになった続編のインフレにもはやついていけておらず、本物のルシフェルの噛ませ犬にされるという悲惨な扱いを受けている。