概要
ギリシャ神話における東西南北の各方角を司る四柱の風の神アネモイ、中国の風師、風伯、アステカ神話の戦争と嵐をもたらす死神ミキストリ、インド神話の暴風雨神ルドラ、風の神ヴァーユ。世界中のありとあらゆる風への崇拝・畏怖の念、嵐や台風に対する恐怖の念から生まれた神々たち。スピリット・オブ・ウインドはそんな神々の原型、風の力が具現化した精霊である。能力は気流、気体、気圧の制御、冷却など、ありとあらゆる風の力。
代々、パッチ族が死後に行く聖なるコミューンによって管理されていたが、人間霊の力では五大精霊を管理しきれないことと、500年前にスピリット・オブ・ファイアが奪われてしまった事件が起こったことを契機に、「地獄を統べる力の強い神々の中でも、契約を重んじる性格を持ち、あまり知れ渡っておらずより目立たない」という条件の神々を選んだ。そして、スピリット・オブ・ウインドは西洋地獄の大公・メフィストフェレスに預けられていた。最初はサタンかルシフェルが検討されたが、彼らは知られすぎているだけでなく契約などに縛られない強大すぎる力を持つために、メフィストフェレスが選ばれた。
霊力は330000。
最終戦でチョコラブに託されることとなる烈しくも優しい力。