概要
ローマ神話の海の神ネプチューン、インド神話の水の神ヴァルナ、メソアメリカ文明の雨の神トラロック、日本神話の海の神である大綿津見神。世界中のありとあらゆる水への崇拝・願望の念、津波や洪水に対する恐怖の念から生まれた神々たち。スピリット・オブ・レインはそんな神々の原型、水の力が具現化した精霊である。能力は水流の制御、浸透、溶解現象、冷却、熱交換、雨・津波・渦潮・洪水の発生など、ありとあらゆる水の力。
代々、パッチ族が死後に行く聖なるコミューンによって管理されていたが、人間霊の力では五大精霊を管理しきれないことと、500年前にスピリット・オブ・ファイアが奪われてしまった事件が起こったことを契機に、「地獄を統べる力の強い神々の中でも、契約を重んじる性格を持ち、あまり知れ渡っておらずより目立たない」という条件の神々を選んだ。そして、スピリット・オブ・レインはアヌビスに預けられていた。
霊力は330000。
最終戦でホロホロに託されることとなる慈しみ溢れる力。
他の五大精霊と同じく、シャーマンファイト後もホロホロの元にいたが、外伝作品『レッドクリムゾン』では使用されておらず、オパチョが一時的に持ち霊としているとされる。