概要
オサムシ上科を構成する科の一つであり、オサムシとゴミムシの仲間が含まれる。
主に湿った地表でよく見られるが、樹上、洞窟、湿地、海岸などの特殊な環境に特化した種も多い。
昆虫やミミズ、カタツムリなどの様々な小動物を捕食するが、幼虫がオケラの卵しか食べないミイデラゴミムシや、カエルの首筋に噛み付いて体液を吸い取るオオキベリアオゴミムシなどの極短な偏食家の種、ミミズなども食べるが、特にタニシを好んで捕食するスナハラゴミムシ、カタツムリを好むマイマイカブリ、植物の種子を好むゴモクムシなどの特定の生物を好んで捕食する種も存在し、幼虫の食性が不明な種も多い。
危険を感じると、おしりから複数の化学物質を合成した臭く高温なガス(放出時は液体で、空気中で瞬時にガスに変わる)を放出して身を守る。
下位分類
- マルクビゴミムシ亜科
- オサムシ亜科
- ツノヒゲゴミムシ亜科
- カワラゴミムシ亜科
- ハンミョウモドキ亜科
- ヒョウタンゴミムシ亜科
- アナバネゴミムシ亜科亜科
- オサムシモドキ亜科
- チビゴミムシ亜科
- ヌレチゴミムシ亜科
- ヒゲブトオサムシ亜科
- ホソクビゴミムシ亜科
- ゴモクムシ亜科
など