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11人いる!の編集履歴

2012-04-14 17:14:34 バージョン

11人いる!

じゅういちにんいる

「11人いる!」は萩尾望都が描いたSFマンガ。続編もある。

11人いる! とは 萩尾望都 が描いた中編SFマンガである。

作品解説

漫画雑誌『別冊少女コミック』1975年9月号から11月号に連載された。

1976年、第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞。


背景設定や緻密なストーリー構成、魅力的なキャラクターが描かれた。

閉鎖環境の中で疑心暗鬼に陥りつつ、犯人捜しの推理小説の様な要素や、登場人物同士の友情や協力、ラブストーリーまでもが盛り込まれた。


これまでにNHKによりドラマ化(1977年)、アニメ映画化(1986年)、舞台化(2004,2011年)されている。


ストーリー

地球人類も含めて銀河系全域での交流がある時代。

宇宙大学の入学試験の最終テストに臨んだ無数の受験生達。


最終テストは10人1組で行なわれ、チーム別に異なる課題が与えられる。その内の1チームが登場人物達。

彼等は漂流中の宇宙船に移動させられ、一定期間の間、外部との接触・補給・通信無しでサバイバルをするように指示される。


ところが宇宙船に到着した人間は11人いた!


誰が余分の11人目なのか。目的はなんなのか。宇宙船内で様々な事故?やトラブルが起き、疑心暗鬼がつのっていく。

彼等は生きて合格できるのか。11人目は誰なのか・・・


アニメ映画

1986年11月、キティ・フィルムによりアニメーション映画化。


タダ - CV:神谷明

フロル - CV:河合美智子

王様 - CV:田中秀幸

四世 - CV:古川登志夫

ガンガ - CV:玄田哲章

アマゾン - CV:鈴置洋孝

ヌー - CV:若本規夫

石頭 - CV:池水通洋

赤鼻 - CV:塩屋浩三

トト -CV:TARAKO

チャコ - CV:柏倉つとむ


続・11人いる! 東の地平・西の永遠

「11人いる!」の3ヶ月後を描いた続編。宇宙大学に入学後の話。

作中で政変戦争が発生、主要登場人物に死者が出るなど、作品の雰囲気は(ミステリー風味であった)「11人いる!」とは異なっている。

ストーリー

「11人いる!」のキャラの内、故郷に帰って王位を継いだバセスカ。

彼の招待でタダトス・レーンとフロルベリチェリ・フロルの2人がバセスカの星を訪れる。

だがバセスカは謀略によって王位を追われ、隣国との戦争も起きてしまう。

関連イラスト

感動のラストシーン(に近いもの)

***


関連タグ

萩尾望都 SF ミステリー 推理小説

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