概要
暴太郎戦隊ドンブラザーズの登場人物である桃井タロウと鬼頭はるかのカップリング作品に着けられるタグ。
ドンブラザーズのリーダーとお供という組み合わせであり、盗作疑惑を晴らし以前の生活を取り戻したいはるかが、その為にタロウに忠誠を誓うシーンが存在する(が、諸事情で機嫌が悪かったタロウに蹴られた)。
はるかはドンブラザーズメンバーの中で最初にタロウ=ドンモモタロウと気付いたメンバーでもある為、その事実を最初に共有した猿原真一を交えた3人で並んでいるシーンが非常に多い。
各話での行動
3話「あかりどろぼう」
先述の動機から、桃井タロウを見つけるべく行動を起こすはるか。
協力を要請した配達員の男こそが本人とも知らず、その仕事を手伝う事に。
しかし、クロクマのせいで疑心暗鬼になっていたせいか客達の態度が異様に悪く、はるかは暴漢に襲われそうになる。
それをタロウがピーナッツを撃って助けたが、タロウが暴力による反撃を良しとせず最初やられていた為、はるかは自分がやったと勘違いした。
尚、はるかも自宅に荷物を届けに来たタロウに対し皿洗いを押し付けており、真一がクロクマの犯行動機を推測した際には(配達員側の苦労を知ったのもあって)内心反省していた。
その後、はるかはタロウが自宅に忘れていったネームプレートにより、その正体を知る事となる。
9話「ぼろたろうとロボタロウ」
桃井陣の助言で真一と共にきびだんごを300個作り食べさせるはるかだが、工程が一つ抜けていたばっかりに効き目が出ず、タロウは再び弱体化してしまう。
マスターの助力を得つつ再度300個食べさせる事に成功する・・・が、実は一個足りていなかった為タロウは全快せず、他のメンバーが全員消されていたのもあって再びピンチに。
しかしよろけたタロウを咄嗟にはるかが支えた事で、何故かタロウは今度こそ全快。
そして褒めるかの如く、タロウははるかの頭に手を置く・・・かと思いきやはるかを思い切り投げ飛ばし、タロウはロボタロウへとアバターチェンジするのであった。
15話「おかえりタロウ」
前々話で消されてしまったタロウを取り戻したいはるかは、前話にて真一と共にキビ・ポイントを使用し願いを叶える。
しかし復活は一時的なもので、タロウはすぐに再び消滅してしまった。
加えてポイントが0を超えてマイナスを下回り、対価として降りかかった不幸により歩けなくなってしまう。
だがはるかはまだタロウの復活を諦めておらず、変身能力を得て新たなリーダーを名乗る桃谷ジロウには「タロウの代わりじゃない」と言い、「次は死ぬかもしれない」とマスターに忠告されても「自分はどうなってもいい」「せめて死ぬ前にタロウを生き返らせたい」と意志を曲げなかった。
最終的にソノイの助力と丁度よく激走鬼になっていた雉野つよしとジロウによってタロウは救出され、漸くはるかと再度対面する事になった。
「待たせたな、お供達」
「・・・もう一回言って」
はるかの願いに応え、何度も告げられるタロウの「お供達」の言葉に、感慨深げな表情をする一同。
己の一時的な復活の対価だと知ってか知らずか、タロウが「何をしているんだ」と問いかけると、はるかは「一体誰のせいでこんな・・・」と言い返す。
するとタロウは、はるかが思い浮かべていたのと同じ激励を贈って彼女から離れ・・・。
「俺を見ろ!歩いて来い!信じるんだ!お前なら出来る!ただ信じろ!」
「なに・・・偉そうに・・・言ってるのよ!」
この叫びを聞いたはるかは、本作のエンディングテーマをバックに車椅子から立ち上がって走り出した。
驚く他メンバーを尻目にタロウの方へ走っていくはるかだが、その途中で躓いて転び、タロウに抱き着いて押し倒す。
「おかえり、タロウ」
「ああ、ただいま。・・・心配かけたな」
抱き着いたはるかの腕にそっと手を添えて、タロウは嬉しそうに微笑むのであった。
余談
劇中でははるかが17歳、タロウが21歳である為、コンプライアンス的な面で二人がくっつくのは難しいのではないか、と思っている視聴者は少なくない模様。
尤も、ニチアサの先輩には(実年齢は共に3桁越えとはいえ、見た目と多分人間換算年齢が)20代青年×10代少女の半公式カップルが存在している為、問題なさそうでもあるが。