外観
チョコボの不思議なダンジョン、チョコボレーシングシリーズ、またはそれら関連作品に登場する強大な魔力と世界への深い知識を持ったドラゴンであり、FFシリーズでおなじみの召喚獣のバハムート(FF)のちびキャラ的な外観となっている。
大まかに分けると外観がイベントムービー編の姿とゲーム本編の姿とで微妙に違いが出る。
イベントムービー編
全体的に青色の体色で統一されており翼の内側が紫、そして最大の特徴が翼のかぎづめが3本である点となっている。光にかざすと翼はやや半透明で透けている。
ゲーム本編
青色の表皮は同じだが腹部側が緑色がかった体色をしており、こちらは翼のかぎづめが1本である。
★指人形もこちらのフォームである。
どちらもチョコボの不思議なダンジョンのちびキャラの世界観にマッチしたデフォルメが施されており、それでいながら元ネタのFFシリーズでの持ち味だったら強大な威厳さを失っていない絶妙なデザイン。また、胸に宝石の様な特徴的な突起が2本突き出ており、ファンの間では"乳首"の相性でもてはやされている。
シリーズ
1997年にPS1で発売されたチョコボの不思議なダンジョンにて初登場。ゲーム本編で手にするバハムートの魔石を使用すると召喚獣としてチョコボを援護する形で登場する。
そして次作として1998年で発売されたチョコボの不思議なダンジョン2では同じくバハムートの魔石にて召喚され登場する以外にゲーム本編の主要キャラクターとして「時の番人」を自称してたびたびチョコボ達の前に現れる。
「すべては時の さだめしこと すべては時の ながれゆくままに」
その後もチョコボレーシング、チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ! 、チョコボGPに登場、さらにはコロコロコミックにおける かとうひろし氏の著書、チョコボのふしぎものがたりにも登場する。
FFシリーズでは続編・リメイクのたびにデザインがガラリと一新され姿が安定しないバハムートであるが、チョコボシリーズにおいてはたびたび続編と出演を繰り返しながらもほぼ容姿が一貫して安定していると言う、FFシリーズでは果たせなかった偉業をこちらチョコボシリーズのバハムートは果たしている。
特徴
「私の力を借りたければ、それ相応の資質が必要だ。」
かっこつけてるけれど、じつは、おしゃべりなやつだ、って聞いたんだけどな。
個性が強く表れるのはチョコボの不思議なダンジョン2からであり、ドラゴンでありながら、小難しい人間の学者の様な意味深な発言に物読み、プライドの高さを思わせるしぐさをふんだんに盛り込み、チョコボを含め様々な登場キャラクター達に関わり皆の行動に影響を与える立ち位置を一貫する。
時の流れるがまま=なる様になるのスタンスを提唱している割には物語の重要なキーポイントを押さえて話の美味しい所を一本取ると言った性格は良くも悪くも人情を感じさせられるキャラクターである。また、協力を求める場面ではわざわざシドに対して「我に命ぜよ」と威厳の度をいささか越した契約の儀式的な会話のルールを説明したりしている。
この性格はチョコボレーシングにも引き継がれており、ステージ終盤の幻界にて物語の謎とストーリーの核深部を威厳高く説明しており、シロマからは幻獣王様と呼称され崇められている。
・・・ところが2022年に発売された現時点での最新作、チョコボGPではそれまでの威厳高き幻獣王の風格はどこへ行ったのやら?外観こそ今まで通りのバハムートではあるが、あんた誰?と首をかしげたくなる様な小者感、軟弱気弱な性格へと変貌を遂げており、ある意味今まで決して見る事の出来なかった貴重なしぐさを拝む事が出来るとも言えなくない。キャベツでも食べてるんじゃないのだろうか?
いずれの登場作品においても絶大な力を持った存在。召喚獣の中でも上位クラスの攻撃力と性能を誇っており、おなじみメガフレアを吐き出す事で圧倒的な殲滅を行う。イベントムービーではメガフレアの代わりに炎を吐き出しているが、どうやら自らの意思で吐き出す内容物を自由に変える事が出来る模様。不思議のダンジョンでパートナーにすると素手の攻撃なども目にする事が出来る。
Pixiv
絶滅危惧種として懸念されるほどに作品が少ない。他のSNSよりも作品数は少なめ、Pixiv定番のエッチなコンテンツにおいてもさらに数は少ないのが現状。
幻界で100年の眠りについてしまわない様に積極的に作品数を増やして行こう!