アノホラグサ

あのほらぐさ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの1体である。

基礎データ

アノクサ → アノホラグサ(レッツゴーで1000歩以上連れ歩いてからレベルアップ)

タンブルウィードがモチーフのアノクサが進化した姿。

眼の部分に睫毛や瞳を思わせる枝が追加され、体全体に棘が突きだし、そして体色も色合いが濃くなったり枝の先端部分に紫色が付いたりと、ゴーストタイプらしい不気味さを持つ見た目になった。どことなくダダリンに似ている。

頭の枝を開くことで獲物の生気を捕食し、満足するとその場に吐き捨てるというこれまたゴーストタイプらしい恐ろしい習性を持っている。

なお、進化前と比べ2倍になっている高さに対して重さが10倍にも上がっている。

もっとも、ほぼ相似形のまま直径が2倍になっていることを考えると体積は8倍になるため、実は割と現実的な増加率だったりする。

名前の由来は「あの、ほら、草」。進化前と共にベイカーベイカーパラドックスが起きてしまっている。因みに外国語名は英名「Brambleghast（Bramble（野バラ）+Leghast（最も可能性が高い））」などとそれなりにまともな名前だったりする。

『ほら』とついているあたり、残念ながら命名者が『あの草』について思い出すことは結局なかったようだ。ゴーストタイプなので「ホラー」、見た目のスカスカ具合から「洞（ほら）」もかかっているのかもしれない。

名前	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
アノホラグサ	55	110	70	80	70	90	480
オーロット	85	110	76	65	82	56	474

90とそこそこ高い素早さと110と十分に高い攻撃種族値を持った物理型アタッカータイプ。イメージとしてはオーロットの耐久を削って素早さに回したようなもの。

特性は「かぜのり」と「すりぬけ」。特にかぜのりは「ねっぷう」「ぼうふう」「ふぶき」といった弱点タイプの強力な技を無効にできる他、「ふきとばし」によって交代させられるのを防ぐことも出来る。

ただし、覚える技は草タイプらしい補助技にもゴーストタイプらしい補助技にもあまり恵まれず、粉系の技や鬼火なども覚えない。ちからをすいとるなどを覚えるが、基本的にはダブルバトルで追い風などを受けて暴れまわるのが理想だろうか。