概要
ポケモンSVの登場キャラクター。
主人公の通う学校の担任の先生。
性格はマイペースで天然。癖のついた紫色の髪、ポケットいっぱいに本を詰めた白衣、よれよれの服、足元はサンダルと、研究熱心だがそれ以外については無頓着な様子がうかがえる。六角形の眼鏡が特徴的。
教師としては生物の授業を担当する。
ポケモンの生態に詳しく、スマホロトムのポケモン図鑑アプリの開発もしている。そのため、今作における図鑑完成度の評価を行う人物でもある。
また、彼の中間テストには図鑑アプリの使い心地についての質問が入っている。
本人が書いている通りにただのアンケートであり、点数には関係しない。
学校に来る前は研究員をしており、クラベル校長も同じ施設で研究していたらしい。研究員時代はよくクラベルから叱られていたらしく、現在でもその関係に変化はないようで、作中ではクラベル校長に叱られているシーンが見られる。
名前の由来はヒャクニチソウの学名「ジニア」と思われる。また英語で「天才」の意味である「ジーニアス」ともかけているのかもしれない。
使用ポケモン
学校最強大会にも参戦。初回は2戦目に必ず、2回目以降は1~3戦目のどこかで(出ないこともあるが)戦うことができる。
使用するポケモンは生息地もバラけているバランス型のパーティ。タイプ一致以外の攻撃技を覚えている(例えばくさタイプへの対抗打としてかえんほうしゃを使うヤドラン)ため、相性有利であっても注意が必要である。
なお、普段は常ににこやかな表情を浮かべている彼だが、バトル開始時とテラスタルオーブを使用する際、一瞬だがキリッとした凛々しい表情に変化する描写がある。
余談
2022年9月28日の「世界ポケモン生態学会」にて特別講演を行う……はずだったがフィールドワークに夢中になって戻れなくなり、残された映像とメモを頼りに助手が代わりに講演を行った。講演でパルデア地方の自然とポケモンの生態、そして新ポケモン「ウミディグダ」を世界に向けて発表した。
2022年11月5日にはポケモンGOに謎の新ポケモンが登場した際にウィロー博士との通信で登場。カギとなる古いコインに何か思い当たるフシがあるようであった。翌11月6日には新ポケモン「コレクレー」が発表され、ウィロー博士と動画内で情報共有し「はこフォルム」の命名を行った。
一応は学校の先生という立ち位置だが、ポケモン図鑑へ関与、世界レベルの学会で新ポケモンを発表、他の地方の博士とも親交がある等、その活動はポケモン博士の域に入っていると言って良いかもしれない。
関連タグ
ヒガナ…英語版での名前が「Zinnia」である。このためかジニアの英語名は、ヒャクニチソウの命名者のニコラウス・フォン・ジャカンから取ったとみられる「Jacq」となっている。