MARVELのキャラクターとしての "Domino" のカナ表記。
原作コミック
本名はニーナ・サーマン(Neena Thurman)。
ミュータントとしての能力は「確率に影響を及ぼす」もので、自身に幸運を、敵に不運をもたらす(よく似た能力の持ち主にブラックキャットやロングショットがいる)。
能力の発動はある程度自分の意志で制御可能だが、実際には鍛錬によって習得した傭兵としての戦闘技術(白兵戦と重火器)が彼女の主たる武器となる。
タトゥーを入れている。
黒髪に青い瞳、肌は変異によってチョークホワイトになっており、左目の周りに黒のケーブルが過去に率いていた傭兵チーム「ワイルドパック(the Wild Pack)」のメンバー。ただしこのチーム名は他社との権利問題から「シックスパック(Six Pack)」に変更されている。
1991年に『The New Mutants #98』で初登場し、X-FORCEに参加した。
…が、彼女は「ドミノに成りすました偽者」であり、本名をヴァネッサ・カーライル(Vanessa Geraldine Carlysle)という変身能力を持つミュータント。
ウェイド・ウィルソンとつながりがあり、ワイルドパックの雇い主であったトリバー(Tolliver)の指示により「本物のドミノ」を拘束、変身能力によってドミノとしてX-FORCEに潜入していたことが判明。
囚われていた本物のドミノの登場は1992年『X-Force #11』。
偽者であったことが判明したヴァネッサ・カーライルは、これ以降コピーキャット(Copycat)の名義で独立したキャラクターとして扱われることになる。
なおこの件の首謀者であるトリバーの正体は、タイラー・デイスプリング(Tyler Dayspring)という未来人であり、ネイサン・デイスプリングことケーブルの息子。後にジェネシス(Genesis)と名乗るようになる。
ケーブルのチームを雇っていたこと自体が、父親であるケーブルへの復讐の布石であったことが後に判明している。
本物のドミノはケーブルがかつてのチームを半ば見殺しにしたことに怨みを抱いていたが、そのメンバーの捜索と救出、コピーキャットとの決着を経てケーブルと和解、改めてX-FORCEに参加した。
以来、本家X-MENを含む複数のチームに参加歴がある。
映像作品
1992年からの『X-Men: The Animated Series』では複数のエピソードでカメオ出演。
2008年からの『Wolverine and the X-Men』では、大幅な設定変更により Brotherhood of Evil Mutants の一員として登場している。
2018年には『Deadpool 2』でザジー・ビーツ(Zazie Olivia Beetz)がドミノを演じ、原作の「白亜の肌に黒のタトゥー」が「褐色の肌に白のタトゥー」に変更されている。
deadpool2
X-FORCEに参加したミュータント。運を操る能力を持つ。
deadpool2ネタバレ
X-FORCEで生還したのはドミノだけ。
というか面接の下り自体がドミノを自然に登場させるためのものだったのだろう。
実はファイヤーフィストと同じ施設の出身だった。