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X-FORCE

えっくすふぉーす

X-FORCEとは、MARVELコミックスに登場するヒーローチームである。
目次 [非表示]

概要

マーベルの原作コミックでは、X-MENの派生チームの一つ。

実写映画では「deadpool2」でデッドプールと親友のウィーゼルが(リクルートで)メンバーを募集して結成したヒーローチームとして登場。


原作コミック

原作コミックにおけるX-Forceは1991年に結成。

エグゼビア門下のニューミュータンツ(New Mutants)というチームからケーブルが再編した。

入れ代わりの激しさは本家X-MENを凌ぐ。というより、ほぼ無関係の新チームが結成される際に"X-Force"というチーム名だけが踏襲されるパターンも多い。

X-MENやファンタスティックフォーのメンバーとして知られている人物が参加するケースもある。

各期、および各メンバー編成に関しては下記参照。

  • 第一期

結成当初のメンバー

ケーブル

ウォーパス / キャノンボール / シャッタースター(Shatterstar)

ブンブン改めブーマー、後のメルトダウン

フェラル / ドミノ(コピーキャット)

途中参加メンバー

サイリーン(Siryn) / リクター(Rictor) / サンスポット(Sunspot)

ドミノ(本物) / カリバン(Caliban) / ムーンスター(Moonstar)

ベドラム(Bedlam) / ウィズダム

  • 第二期

ケーブルが率いるX-forceが#115で終了後、チーム名のみを引き継いだ。

第一期およびX-MENとはまったくつながりがない。後にX-Statixと改名。詳細は下記「X-Statix」参照。

ちなみに、「デッドプール2」劇中に登場したツァイトガイストは、この二期のX-forceのメンバーである。


  • 第三期

ケーブル、カリバン 、キャノンボール、デッドプール、ドミノ、ヒューマン・トーチ、

メルトダウン(ブーマーから改名)、シャタースター、サンスポット、

ザ・シング、ウォーパス、ウルヴァリン


  • 第四期(2008年〜2010年)

Messiah ComplexやMessiah Warなどに参戦。

カリバン、ヘプチバ、ウォーパス、ウルフスベーン、ウルヴァリン、X-23

アークエンジェル、エリクサー、ヴァニッシャー、サイファー、ケーブル、ドミノ


  • 第五期(2010年〜2013年)

"Uncanny X-Force Vol.1"に登場。

クロスオーバー"Second Coming"の後、ウルヴァリンが他のX-MENには極秘で結成したチーム。


ウルヴァリン、サイロック、アークエンジェル、ファントメックス、デッドプール


途中参加:ナイトクローラー

既に死亡していたナイトクローラーに代わり、[The AGE OF APOCALYPSE]]の世界から連れてこられた。

  • 第六期(2013年〜2014年)

Uncanny X-Force Vol.2に登場。サイロックを中心に結成。


サイロック、ストーム

途中参加:パック、スパイラル、ビショップ


X-Statix

「差別対象のミュータントが、市民の賞賛を得るためにヒーロー活動をする」というX-MENのテーマを斜めから描いた作品。X-MENおよびX-Force、及び他のタイトルとは関連性は無く、ストーリーも連動していない。

敵も味方も流血沙汰や死人が続出し、グロシーンの多い内容に反して全般的にギャグシーンも多く、パロディや芸能ネタも多用される。改名は、劇中でX-Forceからクレームがついたため(X-Forceの名は2001年5月から2002年8月まで。2002年9月からX-Statixに改名)。

正義や信念のために戦うのではなく、戦いの様子をメディアで放送し、名声や富を得ることを目的としている。本拠地のタワーでは関連グッズが売られ、芸能人や各業界のセレブとも親交がある。女たらし、ヤク中、アル中、ゲイなど、メンバーそのものも曲者ぞろい。

敵の殺害も平気で行うが、同様にメンバーの方も死亡率が高い。そして欠員が出るたび、オーディションを行ったり、二軍組織から引き抜いたりして補充される(ついでに、世間的に人気者になれるため、立候補も絶えない)。

ちなみに一話でほぼ全員死ぬ。実写版に登場したツァイトガイストは、このチームリーダーだったが、彼も一話で死亡。しかも即死でなくじわじわと長く苦しんで死んでいる。

上記の通り元祖X-ForceおよびX-MEN各タイトルとは無関係だが、ウルヴァリンなどX-MENのメンバーなどがゲスト的に出演する事もある。


実写版

以下はDeadpool2でのメンバー。


デッドプール(吹き替え:加瀬康之

お馴染みの全身赤タイツの超無責任ヒーロー。

どんな怪我も再生してしまう高い治癒能力の持ち主。

二丁拳銃と二刀流など、様々な武器を駆使する。


ベドラム(吹き替え:三宅健太

最初に応募してきたメンバー。

電磁波を操り、相手に恐怖や不安を抱かせる能力を持つ。


ドミノ(吹き替え:佐古真弓

メンバー唯一の女性ミュータント。

幸運を操る能力を持つ。それって能力じゃなくてただ運が良いだけでは……


シャッタースター(吹き替え:中村悠一

剣に超振動のパワーを集めて切断する能力を持つミュータント。

恐らく、メンバーの中で一番カッコイイ能力を持つ。


ツァイトガイスト(吹き替え:田村真

強酸性のゲロを吐く能力を持つ。

ヒーローにはあるまじき能力を持つミュータントである。


バニッシャー

透明になれる能力を持つ。しかし、実態は透明どころか存在するのかすらわからない能力である(透明人間にありがちな「人間のシルエットが見える半透明」じゃない為)。


ピーター(吹き替え:三上哲

最後に応募したメンバー。

特殊能力は特になし

つまり、ミュータントではないただの一般人である。

応募した理由は「(特殊能力は)ないけど仕事が欲しくて……」らしい。

しかし、無謀さと個性がデッドプールに気に入られ、X-FORCE唯一のただの人間としてメンバー入りを認められた。


以下、その活躍(ネタバレ注意!!)


ラッセルを救出する為、打倒ケーブルを目標にデッドプール率いるX-FORCEは作戦を開始した。




























結成されたX-FORCEはデッドプール、ドミノを残して全員殉職した。

しかし、その死因は戦死ではなく作戦直後に起きた事故死である。

メンバー全員は、ヘリコプターで上空から飛び降りて、パラシュートを開きながら着地しようとしたが強風の影響で半数以上のメンバーが着地に失敗してしまったからである。


以下、その死因。


  • ベドラム……スクールバスに衝突して死亡。
  • シャッタースター……ヘリコプターのメインローターに巻き込まれて死亡。
  • ツァイトガイスト……ゴミ収集車の後ろの機械に巻き込まれて、ゲロを吐きながら死亡。
  • バニッシャー……高圧電線に引っかかり、感電死。観客からすると、よりにもよって、死んだ時にようやく「劇中において本当に実在していた」事が判明した。しかもその演者は……
  • ピーター……上述のメンバーの中で唯一着地に成功したが、ツァイトガイストを助けようとした際、彼の強酸性のゲロを浴びてしまい、溶けて死亡。

まさにヒーロー映画にはあるまじき最期であった。

尚、ドミノはラッセルを運ぶ護送車まで辿り着けたが、様々な大事故に巻き込まれる中、彼女は無傷で済んだ

つまり、ドミノの能力である「幸運を操る」は本物だったのである。


因みに原作のドミノには「相手から幸運を吸収する」という能力もある。

もしかして、今回のX-FORCEが壊滅した原因ってドミノにあるのでは……


余談

このX-FORCEメンバーの吹き替えを担当した声優は全員、映画アベンジャーズを演じている。


関連タグ

MARVEL 笑劇のラスト 不運 予告詐欺 出オチ




以下ミドルクレジット以降のネタバレ







事件の解決後、ケーブルの持ってきたタイムマシンをネガソニック達に修理してもらったデッドプールは、なんと本作の出来事や諸々の過去を改変するという無茶苦茶な事をやり始めた。


手始めに物語の発端になったヴァネッサの死を回避した次に行ったことは、なんと死亡組で唯一着地には成功したピーターの死の回避だった。

彼に関してはデッドプールが煽ってツァイトガイストの救出に向かわせてしまったことが原因だったため、敢えて「仲間じゃない」と突き放して家に帰らせたことで死を回避させた。


また、次回作ではピーターとシャッタースターがウェイドの誕生日パーティーに出席しているため、少なくともシャッタースターも蘇生させられていたことが判明した(他の死亡したメンバーも蘇生させられたのかは不明。ただドミノが生存したにもかかわらず次回作には未登場という発表があったので「蘇生はしたが今回は欠席」というパターンも有り得る)。

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