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この記事では主にMARVELの超人チームについて記述する。

曖昧さ回避

X世代(Generation X)とは、一般に「際立った特徴がある特定の世代」という意味。
カナダの作家ダグラス・クープランド(Douglas Coupland)のヒット作『ジェネレーションX -加速された文化のための物語たち』が初出とされる。

社会学上「特定の国家や社会で特定の年代に出生した人々」を指す言葉として用いられ、特にアメリカ合衆国などにおいて概ね1960年代中盤から1970年代終盤(もしくは1980年代序盤)に生まれた世代のこと。

また1976年に結成されたイングランドのパンク・ロックバンドの名称。

Generation X(MARVEL)

初出は1994年『Marvel Annual Report #4』。
エグゼビア門下のミュータントチームの一つ。
1982年結成のニュー・ミュータンツ(New Mutants)同様、将来的にX-MENに参加することを意識した若年のミュータントが訓練生として経験を積むためのチームという性質がある(ニュー・ミュータンツは1991年X-FORCEとして再編されている)。

メンバー
指導者と前線指揮官を兼任するのはX-MENの古参メンバーであるバンシーことショーン・キャシディと、X-MENと和解したホワイトクイーンことエマ・フロスト

結成時のメンバーは主にファランクス襲撃事件で登場している。『ブリンク(X-MEN)』の記事も参照。

  • ハスク(Husk)/ ペイジ・ガスリー(Paige Elisabeth Guthrie)
元ニューミュータンツのキャノンボールの妹。ハスク(皮を剥ぐ)の名の通り、自身の皮膚を剥いで、様々に変形させる能力を有する(鉄やダイヤモンドに変形させたり、回復させるなど)。優秀ではないものの、スポーツや勉強に熱心。
  • スキン(Skin) / アンジェロ・エスピノーサ(Angelo Espinosa)
ラテン系で、元LAのストリートギャングのメンバー。6フィート(約1・8m)もの余分な皮膚を有し、この皮膚を自在に伸ばす事が可能。ただし伸ばすたびに頭痛が伴うため、能力を呪いと捉えている。未成年だが喫煙者。世間に対しやや悲観的な一面を持つ。
  • M / モネ・サンクロワ(Monet Yvette Clarisse Maria Therese St. Croix)
モナコの富裕層のお嬢様。飛行能力、怪力、テレパシー能力を有する。「私は知らない事の方が少ないんですの」と口にするほど尊大だが、他者からのテレパシーを受ける事を極度に嫌がる。その素性には、重大な秘密が隠されていた。
  • ジュビリー(Jubilee) / ジュビレーション・リー(Jubilation Lee)
元X-MEN。中国系アメリカ人で、火花を放つ能力を有する。詳細は当該記事を参照。
ジェネレーションXに在籍時は、ショートの髪形を一時期おかっぱのロングヘアにしていたことがあった。
  • チェンバー(Chamber) / ジョナサン・スターズモア(Jonothon Evan Starsmore)
イギリス人。胸部に強力な生体原子炉を有したミュータント。穿たれたその穴からは常にエネルギーの炎が上がっている。この原子炉によるバイオブラストは、オメガレッドすらも吹き飛ばす。
最初にこの能力に開花した際、胸部及び下あごを吹き飛ばし失い、傍らにいたガールフレンドを負傷させ障碍者にしてしまった。この事に負い目を感じ、辛辣かつ不機嫌な性格に。
下あごを欠損しているため喋れないが、テレパシーで意思疎通が可能。また、原子炉のために食事の必要もない。
  • シンク(Synch) / エベレット・トーマス(Everett Thomas)
アフリカ系アメリカ人。以前より学校では成績優秀な優等生だった。
近くに居るミュータント及び、非ミュータントの各種能力者の能力にシンクロし、自身の能力としてコピーするミュータント能力を有する。その際には、虹色のオーラを発する。
  • ペナンス(Penance)
本名及び正体不明のミュータント。アボリジニのミュータント「ゲイトウェイ」が呟いた単語から、命名された。ぺナンスとは「贖罪」の意。ミュータントのヴィラン「エンプレート」に長期間監禁されていたが、脱走しジェネレーションXに保護される。
ダイヤモンド以上に硬い真紅の皮膚と、手指から長く伸びた鋭い爪を持つ。他者との交流を避けているが、チェンバーにだけはなついている。
  • モンド(Mondo)
本名不明。サモア人で楽天的な性格。やや肥満体型の巨漢。
接触した物質のテクスチャーを取り込む能力を有する(樹に触れたら樹木の、自然石に触れたら石の性質を肉体に有する)。
後にバスチオンに殺害されるも、実はクローンで、二年後に本人が再登場する。

ファランクス事件の時には、バンシーはXマンションに捕えていたセイバートゥースに拘束具を付けて、ジェネレーションXのボディガードをさせていた事もあった。
「エイジ・オブ・アポカリプス」にも「ジェネレーション・ネクスト」として登場。この時にはコロッサス及びシャドウキャットの夫婦の元で訓練を受けた、X-MENの二軍的チームとして登場している。
その際には、ジュビリー、M、ぺナンスは出ず、ビンセント(本名不明。自身の肉体を液体や気体に変化させる能力を持つ)、ノウ・イット・オール(本名モネ・サンクロワ。電脳生命体で、ハッキングや情報収集を行う)が代わりのメンバーとして登場する。

その後数年にわたり、幾名かの新規参加者と卒業者、及び戦死者を出しながら継続していたが、2001年にジェネレーションXは解散。翌年に元メンバーを中心としてより実戦的な性質の新チーム "X-Corps" が結成されている。
2014年にはメンバーを一新した第二期ジェネレーションXが再編された。

また、96年にTV映画として実写映像化されている。
「恵まれし子らの学園」の校長として、バンシーとエマ・フロストが登場。
生徒はM、スキン、モンド、ジュビリーが登場するが、チェンバーとハスクは特撮で表現できない(主に予算的な理由で)ために未登場。代わりに、バフ(本名アーリー・フィックス。怪力の持ち主)、フラレックス(本名カート・パストリアス。X線の目を持つ)という新キャラを登場させた。
ヴィランは、サイキックパワーを増幅させる機械を使うマッドサイエンティスト「ラッセル・トレッシュ」であった。
シリーズ化の予定だったが、以後は製作されていない。

関連タグ

アメコミ MARVEL
ヒーローチーム ミュータント

GEN13 :イメージ・コミックのティーン・ヒーローチーム。97年7月と12月に、クロスオーバー作品を出している。
スパイダーマン :説明不要のマーベルのヒーロー。97年9月に「マーベル・チームアップ」でジェネレーションXとクロスオーバーしている。

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