概要
旧ソ連がアメリカの超人兵士計画に対抗するために、アルケイディ・ロッソビッチに超人兵士血清を投与したヴィラン。
元々は、衰弱死させる特殊なフェロモンを発生させることの出来るミュータントであり、上記の手術と同時に移植された、オメガレッド自身の精神に直結する触手カーボナディウムコイルを操り、フェロモンを相手に注入する攻撃を得意とする。
しかしフェロモンを安定させる装置「カーボナディウム・シンセサイザー」をウルヴァリン、セイバートゥースらに奪われ、30年間封印されることになった。
漫画『るろうに剣心』には赤末有人(あかまつ あるんど)という外見や戦法がオメガレッドに酷似した人物が登場する。
これは作者の和月伸宏がアメコミ好きで、自らパクったと単行本のコラムで明言している。「赤末」という苗字もレッド(赤)、オメガ(ギリシャ文字の「最後」を意味するω転じて末)という言葉遊びである。
2011年1月に開始したマッドハウス版アニメ「ウルヴァリン」にも登場している。