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概要

本名は、ビクター・クリード

ウルヴァリンと同じ、超人兵士開発プロジェクトに参加したミュータント。ルピンの末裔。アダマンチウムで覆われた牙と怪力を武器とし、超回復能力ヒーリングファクターを持つ。

子猫 :3cセイバートゥース

破壊的かつ凶悪・凶暴であるが、頭も切れる。破壊工作や暗殺者として雇われる事も多く、ミュータントのヴィランとしてX-MENと戦ってきた。

LETS GO BUB

特に宿敵のウルヴァリンとは、幾度にも渡って死闘を繰り広げてきた。


ウルヴァリンの過去の一端を知り、ロミュラスから指令を受け彼の人生を狂わせてきた。カナダの小屋でウルヴァリンの恋人、シルバー・フォックスを惨殺して以降、誕生日が訪れる毎に彼の大事な物を奪うという偏執的な趣味を持つ。

このような事から、ローガンとは殺し合う中になっている。

X-MENかいて

そして、ジーン・グレイ、ヘザー・ハドソン、キティ・ブライドやジュビリーといった、今までローガンと交際のあった女性たちに対しても、「(ローガンを殺した後で)お前に惚れた馬鹿女どもも、全員殺してやる」と言い放った。


また、かつてはテレパス能力をもち重火器の扱いに長けたミュータント・バーディーとコンビを組み、彼女のテレパシーで闘争本能の暴走を防いでいた。

セイバートゥース

だが、バーディをグレイドンに殺害されてしまい、精神の不調を来してX-メンに身を寄せたこともあった。その際にはチャールズから精神治療を受けるなどしている。

後に機械生命体ファランクスが、Xマンションへ襲撃した時。後のジェネレーションXとなる若きミュータントたちを助けるべく、X-MENのバンシーにより口枷と拘束具(それでも戦闘能力を発揮できる)を付けた状態で連れ出され、戦いに参加した(どさくさに紛れて口枷と拘束具を壊して脱走するも、後に再び捕らえられている)。

そして、エイジ・オブ・アポカリプスの歴史改変が発生する直前には、Xマンションでローガンと本気で殺し合い。その脳を爪で貫かれ死亡。

【X-MEN】ウルヴァリンvsセイバートゥース



……しかけたものの、かろうじて生き延びる。


その後も色々あったものの、最後にはローガンに、ヒーリングファクターを封じる力のあるムラマサブレードで首を斬り落とされ死亡した。




……が、やはりいろいろあって後に復活する(下記参照)。



実写版ではウルヴァリンの実の兄という設定だが(下記参照)、原作コミックでも一時期はウルヴァリン=ローガンの父親という設定だった(ただしこれは、捏造された記憶であり、現在は事実でない事が確定している)。


また、幼少期に両親から虐待を受けていた。排他的かつミュータント差別主義のクリード家では、ミュータントとして生まれたビクターは存在自体が悪以外の何物でもないため、地下室に鎖で繋ぎ、軟禁状態にしていたのだ。

それゆえビクターは、鎖を自分で破壊した後、両親を自分の手で殺している(なお、ウルヴァリンはこの事を知っており「お前の両親は、お前を地下室に閉じ込めた後、その鍵を捨ててどこか遠くへ引っ越すべきだったな」などと言っている)。


後に、同じミュータントであるミスティークとの間には、息子グレイドン・クリードをもうけるが、幸か不幸か、そのグレイドン本人はミュータントではない常人である。

後にグレイドンは成長し、反ミュータント活動を行う活動家、後に反ミュータント法案を推し進める政治家となる

そしてグレイドンの偏執的なまでのミュータントへの憎悪と差別は、この両親がミュータントである事が理由なのは言うまでもない

90年代のアニメ版では、セイバートゥースが父親である事をばらされ、支持者たちから見放されるシーンがあった)。


エイジ・オブ・アポカリプス

エクセビア教授がリージョンに殺されX-MENがアポカリプスの野望を阻止できなかった時間軸にも、セイバートゥースは登場している。


が、こちらでは記憶の混乱もなく、事情があって善玉マグニートー達とは距離を置いているウルヴァリン=ローガンに代わり、行動隊長を努める善玉キャラとして描かれている。

小柄な野獣系のミュータント「ワイルドチャイルド」を相棒としており、常に近くに待機させている。


実写版

何とウルヴァリンの兄と言う設定になっている。


…が、ウルヴァリンの記憶が無い上、当のセイバートゥースが死亡している事もあり、映画オリジナルとも言い切れない。





更なるネタバレ


・・・その後紆余曲折あって復活し、欲望の赴くままに悪事を働いてきたセイバートゥースであったが、そんな彼をの存在そのものを変化させる大事件が起きてしまった。


オンスロート騒動後を巡るレッドスカルの暗躍にヒーローたちが対応しているうちに、なんとヒーローとウィランの善悪が反転してしまうという珍事が発生してしまう。(マーブルコミックの”アクシス”というシリーズ)


反転したセイバートゥースも善玉として騒動の終止に全力を注ぐのだが、クライマックスで善悪概念を元に戻す呪文が発動した時、反転アイアンマンが展開していたシールドの影響で反転効果が起きず善の心が残ってしまったのである。



予め騒動中に作っておいたビデオレターでヒーローの名誉を護ったセイバートゥースは大人しく罪を受け入れて収監され、嘗ての宿敵に”今まで犯してきた罪の償いをする”という内容の手紙を送ったところでシリーズは終わる。


・・・そしてその後も悪への衝動に駆られることはなく、時には嘗てやらかした相手に抵抗することなく制裁を受け別の人物がとりなすという経験もしながらヒーローとしての活動を継続している。



・・・どうしてこうなった・・・





余談

カプコンモンスターハンターシリーズに登場するモンスター:ベリオロスから作成できるランスに「セイバートゥース」というものがある(上の画像)。

セイバートゥース(sabertooth)という言葉は「剣のような歯」を意味し、ベリオロスがセイバートゥースキャット(別名:サーベルタイガー)のような歯を持つことに由来した名だが、カプコンはMARVELコラボしたゲームを開発しているため、色々と勘ぐってしまうところではある。


また、DCとマーベルコミックのキャラが合体する大規模クロスオーバー「アマルガム」では、ジョーカーと合体

ハイエナ」というヴィランとなって、バットマンとウルヴァリンが合体した「ダーククロウ」と激しく戦っていた。


関連タグ

ウルヴァリン シルバー・フォックス グレイドン

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