曖昧さ回避
- "Shaun Paul Cassidy"
- アメリカの歌手・俳優・作家(英語版Wikipedia)
- "Sean Cassidy"
- カナダの画家・作家(英語版Wikipedia)
- 日本の昼ドラにあたるアイルランドのソープオペラ『Fair City』のキャラクター。
- 「バンシー」の通称で知られる、MARVELコミックのキャラクター。本項で詳述
概要
1966年11月の『The X-Men #28』で初登場したX-MENのメンバー。
ウルヴァリンやストームよりも前に途中参加した最古参の1人である。
能力
全般的に音波=空気の振動を操る。
最も使うのは標的を物理的に破壊したり、他人を気絶・吐き気・混乱状態にさせる絶叫。その他、超音波によるソナリングや微弱な音声の感知、検知機器の無力化、さらに音速飛行・滞空と、多彩な目的に転用できる。
活躍
X-MENと敵対していた集団「ファクタースリー(Factor Three)」に脅迫され、手先として改造人間オウガ(Ogre)とのコンビで初登場。
プロフェッサーXの説得を受けてX-MENに参加し、当時のメンバーの中では年長者であったため、後衛の司令塔であるプロフェッサーと前線のリーダーであるサイクロップスの双方を補佐する役割を担った。
前職はICPOの捜査官で、連続殺人鬼アルケイディ・ロッソビッチを追っていたが、ウェイド・ウィルソンが原因で辞職している。
「ジェネレーションX」が結成された際は、エマ・フロストと共に指導者の任に就く。
人間関係
- ブラック・トム・キャシディ(Black Tom Cassidy)
従兄の熱風を操るミュータント。
ジャガーノートと結託しX-MENと敵対するなど関係は険悪で、自身の妻メイヴの死をきっかけに破綻した。
- テレサ・キャシディ / サイリーン(Theresa M. R. Cassidy / Siryn)
メイヴが遺した実の娘で、同じく音波能力を持つ「X-FORCE」のメンバー。
トムによって自らの子として育てられたため、成長するまでその存在を知らなかった。
他メディア
アニメ
- X-Men: The Animated Series
- X-MEN ’97
複数のエピソードにゲスト出演。
実写
- ドラマ『Generation X』
演:ジェレミー・ラッチフォード
「恵まれし子らの学園」の校長として登場。
(メイン画像)
演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、吹替:西健亮
「音属性のミュータント」の存在こそ暗示されてはいたものの、第5作『ファースト・ジェネレーション』でようやく登場。
次作『フューチャー&パスト』における過去には登場しなかったため、10年の間に死亡したものと思われる。