曖昧さ回避
ドイツ語の"zeitgeist"、英語で"spirit of the age"は「ある時代の哲学や文学、芸術における支配的な精神傾向」を意味し、「時代精神」「時代思潮」と訳される。
(参考:英語版Wikipedia)
概要
MARVELコミックでは2人が名義として使用しているが、より有名なのは実写化もされた後者。
- ラリー・エクラー(Larry Ekler)
1981年12月の『Captain America #267』で初登場。
リード・リチャーズ / ミスター・ファンタスティックと知り合いだった父に影響されアメリカン・ドリームに憧れた幼少期を過ごすが、その父が貧乏なままこの世を去ったため、アメリカという国そのものに絶望。成長した彼は同じ境遇の人々を救う「エブリマン(Everyman)」を名乗り、電撃を発射できるレイピアを武器にスティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカに挑むが、軽くあしらわれ敗北した。
しかし刑務所で出会ったヨハン・フェンホフ / ドクター・フォースタスという知能系ヴィランに洗脳され、リードを襲撃するも、ピーター・パーカー / スパイダーマンの妨害もあり失敗。ヨハンの元に戻った際に「ツァイトガイスト」の名を与えられたが、最後はヴィラン同士の争いで死亡した。
- アクセル・クルーニー(Axel Cluney)
2001年5月の『X-Force #116』で初登場した、口からゼラチン状の腐食性エネルギーを放出する能力を持つミュータント。
チーム名のみを引き継いだ第2期「X-FORCE」、後の「X-Statix」の創設メンバー兼リーダーだが、しばらくして任務に失敗、仮死状態となる。
半ばサイボーグとして復活した彼は「X-Cellent」を結成するが「X-Statix」に敗北、これ以降は登場していない。
実写版
演:ビル・スカルスガルド / 吹替:田村真
映画『デッドプール2』に、ウェイド・ウィルソン / デッドプールがスカウトした「X-FORCE」のメンバーとして登場。
口から強酸性の粘液(ゲロ)を吐く能力に若干変更されている。
メンバーの吹替はMCUのアベンジャーズが担当しており、田村氏はティ・チャラ / ブラックパンサー。
しかし任務開始時の着地に失敗、木材用のシュレッダーに巻き込まれて死亡した。
さらに、自身を助けようとしたピーターも胃酸を浴びせて殺してしまった。