「……人間が、全て、レイン様のような方ならよかったのに」
プロフィール
種族 | 天族 |
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年齢 | 不明 |
一人称 | わたくし |
概要
天族(てんぞく)の少女。
メイン画像のように銀色の髪を深紅のリボンで束ねてツーテールにしており白い肌と深紅の眼が特徴。
そして後述の理由から『最凶の最強種』を自称している。
魔王討伐に不可欠な装備品である『宝具』の一つ『天の指輪』が奉納されている祠に封印されていたが、『天の指輪』を求める勇者アリオス・オーランドが祠を破壊したことで、封印から解放される。
キャラクター像
「わたくし」という一人称をはじめ、お嬢様のようないわゆるですわ口調で話す他、言葉遣いや立ち振る舞いに至っても非常に優雅な姿勢を崩さない。
登場当初は人間に対する憎悪の根深さから、当初は人間に対して半ば無差別な攻撃を行うなど冷酷非情な言動が多かったが、レインに敗北し、一度死亡した後に復活して以降は、冷酷さは鳴りを潜め、元来の思慮深さが強調されていく事となる。
戦闘能力
美少女な容姿と『○族』という種族名から察しの通り、彼女もまたカナデ達と同様に最強種の一種で、天族に分類される。
由来も『天使のような翼を持つ人型の種族である』ということから来ている。
物理攻撃にも魔法攻撃にも優れるという点では竜族も同様だが、天族はそれを遥かに凌駕しており『猫霊族に匹敵する身体能力』と『精霊族に匹敵する魔力』を兼ね備えており、あらゆる分野の能力に優れたまさしく、最強種の中でも最強と呼べる存在である。
そして妖狐の尻尾のように『背中の翼の数が多ければ多い程強い力を備えている』とされており、記録では10枚の翼を持つ天族が存在したとされており、その力は常識外れそのもので、たった一人で天災を引き起こすことができたとされている。
関連人物
勇者パーティー
封印されていた自分を目覚めさせた張本人。
本来なら彼は人々に仇名すイリスを静止する立場にあるが、後述のレイン達によって(実際は自業自得そのものだが)によって評判がどん底に落ちているため、信頼回復のため彼女にマッチポンプな協力を持ちかける。
最初はイリスも封印を解いてくれた恩人ということから協力していたが、後にアリオスを利用して村を襲撃することになる。
そんな勇者らしからぬ人間性故に、イリスからは「ロクでもない人間」と毛嫌いされる事となる。
アリオス率いる勇者パーティーの魔法使い。
アリオス同様に自分達の栄誉向上の為のマッチポンプに協力させようとしたものの、イリスの叛意によって目論見は頓挫し、逆に自分達の面子を潰されたとして、後々になっても恨みを抱き続け、やがてイリスがリースをも裏切ろうとした際には、個人的な意図返しも兼ねて彼女を粛清しようとした。
リース一派
アリオスの下を離れたイリスが、次に協力関係を結んだ魔族の女性。
当初は同じ「人間に強い憎しみ」を抱く者同士というシンパシーから協力していたものの、レインとの会遇を重ねる毎に、イリスが人間に対する認識を改めつつある事を見た彼女からは、遅かれ早かれ自分を裏切るものと見抜かれており、そうなった場合に備えて配下のモニカに彼女の監視(と状況においては始末)を命じていた。
リースに忠誠を誓う人間の騎士。
イリスとは同じリースに協力する仲間同士であったが、信用はされていなかったようで、リースからイリスがいつ裏切っても良い様に監視を命じられ、実際に彼女がレインの仲間に加わる事を決すると、リーンと共に粛清しようとした。
レイン達一行
アリオスと敵対するグループのリーダー格であるビーストテイマーの青年。
始めは自身の凶行を止めよう立ちはだかった事で敵対関係にあったが、戦いの中で自分の復讐を否定しつつも、その境遇に同情してくれた事から、その戦いでは手を取り合う事こそなかったものの僅かに心許す様になり、後に彼がアリオスの策謀に陥れられた際には借りを返す為にアリオスの無力化に手を貸した。
作中で登場する最強種の殆どが、すぐに彼と契約を果たしてかけがえのない仲間となっていたが、イリスはその経緯故に長らく彼の敵として対峙していた。
web版ではある一件をきっかけに遂に彼と契約し、仲間に加わっている。
関連タグ
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー 天使 悪魔 ゴスロリ
関連キャラクター・人物
トップゲイラー:『作中で登場する種族の最強格』、『封印されていたが、主人公達と対立する人物によって封印を解かれる』『身体の色は白に関係している』といった点が共通している。