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あんたたち あたしと勝負しなさい!!」


レインだっけ? あたし あんたのこと気に入っちゃった!」

(いずれもコミカライズ版より)


プロフィール編集

種族竜族
年齢15歳?
一人称あたし
CV有村祐希(オーディオブック版)、大久保瑠美(TVアニメ版)

概要編集

レッドドラゴンの竜族なだけあって竜の角と尻尾と、赤色の長い髪を兼ね備えており、スタイルも大きな胸をはじめとして大人顔負けの肉感的な体型である。水浴びの際にそれを見たソラルナは自分のコンプレックスのある小柄な身体と見比べて落ち込んでいた。


竜族の『15歳になったら一人前の強き竜になる旅に出る』という掟に従ってホライズンの街の近くにある橋『ストライドブリッジ』にて武者修行という名目で、冒険者たちに勝負を挑んでは返り討ちにしていた(だが命を奪うまではしておらず、自分が勝つ形で決着がついたらトドメは刺さずに退いている)。


そんな中、冒険者ギルドが『橋の利用者を邪魔する番犬である』として自分を退治する特別クエストを出したのがきっかけで、その依頼を受けてやってきたレインカナデの二人に勝負を挑み対決することになる。身体能力と竜族の能力で優位に立つも、レインがテイムした(※少なくともアニメではたまたま飛んでいた所をその場でテイムした)毒を持った鳥「ピトー」でタニアの動きを封じられて敗北。レインと契約し、修行の旅も兼ねてレイン達に同行する事になる。



キャラクター像編集

カナデと同じく健啖家ではあるが、穏やかな性格のカナデとは異なり強気系な性格。何でもかんでも焼き払おうとする癖があり、悪徳商人の屋敷を見たときや、迷いの森に苛立って森ごと焼き払おうとしては、レインに止められる。


当初は最強種ということもあってか己の力を過信しすぎる節があり、実際レインの忠告を聞かなかった。それが切っ掛けでオークの奇襲を受けた事への悔しさとそれ以上に自分を庇って怪我をしたレインの身を案じて謝罪したことから、プライドはあるものの自らの非を認めて反省する人物である。


主人であるレインに酷い仕打ちや暴言を浴びせたアリオス率いる勇者パーティーを本心から強く嫌っており、実際に対面した時には攻撃的な態度を取っていた。


戦闘力編集

竜族だけあってかドラゴンに変身する能力を持ち、普段の状態でも火を吹くことや火球で攻撃する事もできる。カナデと同じく身体能力が優れており、レインとカナデの二人がかりでの攻撃も難なく捌く他、竜の尻尾で相手を叩きつける攻撃も可能。

更に強大な魔力を秘めており、ブレスや火球による攻撃もそれで補っている他、『マテリアルキャンセラー』や超級魔法をはじめとする高度な魔法の扱いにも長けている。

他にもドラゴンに変身しなくてもを展開して空を飛ぶことができ、それがレイン達と共にシャドウナイトに囚われたルナを救出する際にとても役立った。


自分と同じくレインと契約している最強種のカナデソラルナには『特定の分野にはとても優れているが、それとは反対の分野が苦手である』という共通した弱点があるのだが、タニアにはそういった弱点が存在せず、物理攻撃も魔法攻撃もとても優れており、飛行能力というアイデンティティも備えているため、一種の万能型とも言える。


魔法編集

  • マテリアルキャンセラー

魔法を消滅させる超高等技術。

『対象の魔法構造を解析し、それに適した魔力の波をぶつけて相殺させる』と言うもの。

タニアの場合はリーンミナを二人同時に相手にした魔法合戦においてはこれを指パッチンだけで実行し、二人を事実上無力化するという最強種の強さの一片を見せた。


  • アルティメットエンド

超級魔法の一種。宙に巨大な立体型魔方陣を展開し、そこから鋭利な形をした数多の隕石を敵に向かって降らせる。レインに酷い仕打ちをした勇者パーティーの一員であるリーンミナに対して使用し、二人を命乞い及び失神(Web小説版では失禁も)させるが、流石にタニアも命を奪うまではするつもりはなかったため、途中で中断してコケ脅しの手段とした。


  • マテリアルサーチ

勇者パーティーの依頼を受けて、三人で迷いの森を攻略している時に使用した。

サーチ』と名の付く通り魔法の類を探知する効果があり、この魔法で迷いの森の中にある樹木から幻覚魔法の結界が施されていることを見破った。


人間関係編集

仲間達編集

ビーストテイマーである人間の青年で、タニアの主人

最初はただ面白そうという理由でついてきたが、その中でレインの人柄に安心し、更にオーク奇襲攻撃から身を呈して庇ってくれた事、そしてミスをした自分を責めないどころか、自分が怪我せずに済んだことを喜んでくれた事で特別な感情を抱くこととなる。


猫霊族の少女。タニアがレインに同行する事を決めた際には彼を気に入り、更には庇ってもらった事への感謝で抱き着いた際にはとても嫉妬された。その際の第一印象は『意地悪だけど嫌いじゃない』といった感じだったが、後に三人で受けたスライム退治の依頼をきっかけに打ち解けていき、同日の夜にレインの過去の話(勇者パーティーの一件と故郷の村の話)を知ると、カナデと同様に勇者パーティーへの敵対心や嫌悪の感情と、主人であるレインを誇らしく思う気持ちが芽生えていった。


敵対者編集

レインを追放した勇者パーティーのリーダー格である勇者。

初対面の際には主人であるレインに酷い仕打ちをしたことから、自分達が勇者パーティーの依頼を受ける前に彼らにケジメの土下座を要求するが、それにアリオスが逆上し自分達を侮辱する発言へと繋がった。その後に勇者パーティー一行との対決に発展した際にはタニアはアリオスと戦いたかったが、レインの因縁の相手という事で、レインに譲り自分は後述の二人と戦った。


レインを追放した勇者パーティーの一員で、対峙した相手。

やはり彼女たちに対しても怒りを顕にしている。


その他編集

レインに合う武器を求めて立ち寄った武器屋で出会った地人族の鍛冶師

彼の武器に対するこだわりや職人気質に強く共感して賛同し、意気投合する様を見せた。


余談編集

カナデに続く形でレインと契約する二人目の最強種なだけあって作中でもセカンドヒロイン(もう一人のヒロイン)的な立ち位置であるが、Web書籍版によると

『これから、いつでもどんな時でも、ずっとずっと一緒に過ごすことになる』

とのことであり、本編終了時点で、タニアの生存及びカナデと同等の扱いがされると思われる。


関連イラスト編集

最強種の猫耳少女と出会う タニアタニア

タニアさん。ナイス啖呵でした★


関連タグ編集

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー 竜娘(ドラゴン娘)

ハイレグ レオタ見せ衣装

ツンデレ


もう一人のヒロイン:カナデが本作のメインヒロイン的存在であるのに対し、『タニアはカナデ(メインヒロイン)と正反対の特徴(ツンデレ)を備えてる』『主人公の仲間に加わるメンバーとしても二番目』等からタニアは本作における『もう一人のヒロイン』的存在であるとも言える。

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