CV:武内駿輔
概要
3mもある巨大な躯体を誇り、「漆黒の鎧を着た暗黒の騎士」とその名に違わない風貌をした魔物。身の丈ほどサイズの大剣を武器としており、Cランクである事から最強種が相手にしてもまず負けることはない。だがこの魔物の最大の特徴は『魔法攻撃の完全無効化』にある。これによって物理攻撃以外は一切通じず、魔法に特化した種族である精霊族にとっては相性の悪い存在である。
その代わりとして魔法は使えないものの、身体能力に優れた猫霊族とその契約の恩恵を受けているビーストテイマー同時に相手にしても戦えるだけの頑丈さとしぶとさを持っている等、厄介な魔物であることは確かである。
魔物としては珍しく言葉を発するだけの明確な自我が備わっている。魔王軍の魔物を名乗っているが、実際にその通りかは不明。しかし自らの敵である最強種の殲滅が目的なのは確かであり、双子の精霊族の妹を人質に取って姉に『大切な妹』の命と『精霊族全員』の命を天秤に掛けるような要求をするなど、狡猾な手段を取っている。
人間や最強種を虫けらと見下しており、自分を追い詰めた二人に対して激情を顕にした。
活躍
最強種の一角である精霊族を滅ぼすために、その里の道に繋がる迷いの森に単身乗り込み、精霊族の少女であるソラとルナを自身の能力を持って優位に立つ。その隙を狙ってルナを人質に取ってソラに「妹を助けて欲しければ精霊族の里への道を阻む結界を解除しろ(要約)」と要求をした。
しかし、ソラの事情を聞いたレイン達の奇襲に遭い、ルナを殺そうとするもタニアに奪還されてしまう。それでもレインとカナデを同時に相手にしてもしぶとく戦うも、最終的にはレインにブーストをかけられたカナデの一撃を食らって消滅した。
余談
ソラがシャドウナイトとの戦いに不在だったのは、ソラが裏切ったことを知ったら、ルナを盾にしてレイン達と対立させる可能性があり、実際レインもその理由で同行を止めていた。