基礎データ
進化
ノノクラゲ→リククラゲ(レベル30)
概要
『ポケモンSV』から登場したポケモン。メノクラゲのパルデアのすがた……ではなく、メノクラゲと瓜二つの姿を持つポケモン。
分類の通り「きくらげ」がモチーフであり、奇数世代の恒例行事となった本作のきのこポケモン担当である。
ウミディグダのように収斂進化による影響…かと思いきや、生態にも棲息環境にも類似性は一切存在しない。現状、本当にたまたま似ているだけとしか説明がつかない不思議なポケモンである。
強いて言えば、「クラゲとキクラゲがたまたま似通った食感を持つ」ことそれ自体を元ネタにしたポケモンだろうか。
ちなみに、ウミディグダのそっくりさんのディグダはパルデア地方に生息している一方、メノクラゲは生息していない。
名前の由来は「野のクラゲ」。メノクラゲとは1文字違い。
タイプはドダイトス以来となる、「じめん・くさ」の複合。
白い触手に見える足が肌色の頭部から生えている奇妙な姿が特徴。メノクラゲの頭部の3つの赤いレンズと同じ位置に、黄色い斑点模様がある。
如何にもか細い足を持っているので一見すると弱そうだが、体を支えられるほど筋力があり、しかも時速50kmの速さで走ることが可能。ゲーム中でもプレイヤーに見つかると一目散に逃げていってしまう。
彼らも生きるために必死なのだが、見慣れたクラゲポケモンに似たキクラゲが、二本の触手で陸を爆走する姿に腹筋を破壊されたプレイヤーもいるだろう。
キノコのポケモンはキノガッサを除き鈍足のイメージが強い為、その時点でも驚きである。
出現率は低いものの、木の根元にいることが多いので、場所によっては緑色の芝生も相まって遠目からでも見つけやすい。視界外からしゃがみ歩きで忍び寄れば、気付かれずに不意打ちすることも可能。
また、可食部があるポケモンの1匹でもあり、体から剥がれ落ちたヒラヒラした一部は歯応えがあって非常に美味。
「来来来軒」という飲食店では「ノノクラゲとキュウリの酢の物」というものがある。
色違いは全体が白基調となり、黄色い斑点部分は真っ白に、ピンク色だった部分は白寄りのグレーになっている。ヨーロッパを代表するキノコ、マッシュルームを意識しているように見えなくもない。
使用トレーナー
関連タグ
ドダイトス…同複合タイプ
ポケモンとは直接関連しないタグ
えいごリアン…きのこに足が生えていると言う奇妙な風体からこちらを想像した人も多いのではないだろうか。