概要
プラモデルを買い、いつかは組むと思いながらも時間と気力が足りないうちに新しいプラモを買ってしまい…の悪循環によって積み重なったもの。それが「積みプラ」である。
キャラクターモデルからスケールモデルなど、ジャンルを問わず組まぬまま、うず高く積まれた箱というのは、社会人になってくると非常に多くなると思われる。
何らかの気まぐれで組み立て始まると消化することもあるが、新しいプラモだったり欲しかったプラモを見つけると購入してさらなる積みプラが出来ることも珍しくない。
また、外箱の色褪せ、積んでるうちの箱の歪みから中のパーツに悪影響を与えてしまう、マーキングシールやデカール関係(特にデカール)は劣化してしまい、使い物にならなくなることもある等、積んでいてのデメリットも結構ある。何より場所をとってしまい、新しい物を買う際に色々と悶着起きてしまう事もある(家族と住んでる場合は特に)。最悪、ゴミだの何だのと同列に扱われて勝手に処分されてしまい、取り返しのつかない事態になることもままある。
さらには黒いアイツが侵入してしまい、そいつらの住処になってしまうケースも存在する。
自嘲あるいは侮蔑として罪プラとまで言われてしまうことすらある。
2020年以降の新型コロナウイルス蔓延以降のガンプラ不足(純粋な品不足や転売ヤーによる買い占め、BANDAI_SPIRITSによる中国や欧米に商品を流すのを重視して日本人に対しては品薄商法にシフトする形で見捨てる方針による意図的な面もある)が起こってからはうっかり積みプラを披露すると嫉妬と憎悪から転売屋とレッテル貼りの被害に遭うケースも存在する(昭和時代のガンプラブーム時でもガンプラ不足の際にモデラーが積んでるプラモを雑誌で紹介したら敵意から石を投げられたということもあった)。
お宝的には組み立ててない状態の方が価値が高いため、保存状態などに気をつけて、基本的には財産だと思うのがいい。