「き、君がどんなに強くても、これは、僕の夢なんだ!」
概要
メディテレーニアンハーバーを舞台に、魔法使いの弟子となったミッキーが、イマジネーション の力を信じてディズニーファンタジーの世界を創造する。華麗で壮大なナイトエンターテイメント。
_Disney.jpより引用
ファンタズミック!は、世界のディズニーパークで公演されているナイトエンターテインメントショーである。本記事ではかつて東京ディズニーシーで公演されていた「ファンタズミック!」について紹介する。
詳細
「ファンタズミック!」とは、2011年4月28日から2020年2月28日まで東京ディズニーシーで公演されていたナイトタイムエンターテインメントである。
ウォータースクリーンや球体スクリーン、そしてメディテレーニアン・ハーバーから現れる魔法の鏡やマレフィセント・ドラゴンなどディズニーシーならではのダイナミックな演出も多く、「ミッキーが魔法の鏡に閉じ込められる」シーンなど、日本独自の演出も見どころのひとつであった。
使用されている曲は、ライオン・キングにジャングル・ブック、スティッチやアラジン、またシンデレラなどのディズニーの名曲たちである。
また、シンデレラの曲が使われるシーンでは、球体スクリーンにシンデレラを始めとした、白雪姫、眠れる森の美女、美女と野獣、プリンセスと魔法のキス、リトル・マーメイドといったディズニープリンセスたちの名シーンが投影されている。
ヴィランズパート
「彼の夢を壊す力は」
ミッキーが「魔法の鏡よ、この世で最高の魔法使いは、誰?」という問いかけをした後に、魔法の鏡に吸い込まれ閉じ込められる、という当時では日本独自のアニメーション演出が入る。(のちに2017年のリニューアルでアナハイム版にも追加されることになる。)
登場するディズニー・ヴィランズは主にマレフィセント、アースラ、ウィックド・クイーンであり、ジャファーやハデスも一瞬だが姿を見せる。
また、音楽のみだが「ノートルダムの鐘」のフロロー判事の曲である「罪の炎」が入る。
終演日について
元々2020年3月25日をもって終演となることが発表されていたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為の東京ディズニーシーは2月29日に臨時休園となる。また、本来の終演日が休園期間中になったことから、実質的には2月28日が終了日となった。
本来の最終公演日であった3月25日には、公式YouTubeチャンネルにて期間限定ではあったが、ファンタズミック!のスペシャル動画が公開された。
関連タグ
- ディズニー・ファンティリュージョン!:過去に「ファンタズミック!」の東京ディズニーランド版として公演していたパレード。また、ヴィランズパートではファンタジア「禿山の一夜」パートにおけるヴィランズ、チェルナボーグが姿を見せている。
- ブラヴィッシーモ! :ファンタズミック!以前に行われていたナイトショー。2010年11月13日に終演。キャッチフレーズは「火は水に恋をした」。
- ビリーヴ!シー・オブ・ドリームス :ファンタズミック!の後継のナイトショー。2022年11月11日から公演。キャッチフレーズは「いま、すべての夢が動き出す。」。