Incredibox
いんくれでぃぼっくす
PUMP IT UP AND CHILL
概要
So far so goodが開発した音楽ゲーム。
20種類のアイコンと上半身裸の7人の男性がおり、アイコンをドラッグして男性に様々な服を着させ、それに応じたサウンドを組み合わせ、作曲するというお手軽なもの。
アイコンはビート、エフェクト、メロディー、ボイス*(コーラス)の4種類のパートに分かれており、各バージョンでは色や服装が割り振られている。
また、アプリが自動で演奏したり曲を録音してダウンロードや投稿、共有したりもできる。
キャラクター
- Incredimen(インクレディメン)
Incrediboxの顔となる、全員同じ顔をした白黒の男性。
服を着せる事で様々な音を口などで演奏する。
初期バージョンでは短髪だった。
一部のユーザーからは作者の名前からとって「Polo」(ポロ)と呼ばれてたりする。
- 大男(仮称)
V1のボーナス全てに登場する。正式な名前は不明。
ボーナス1では花(初期バージョンでは十字架)を持ったまま合唱団に囲まれながら眠っている(恐らく死んでいる、あるいは演出だと思われる)。ボーナス2では水兵を勤めているが、何故か大嵐の中海の真ん中で浮かび難破するというシュールな光景になってる(背景には船が転覆してる姿が見えており、サメが画面の右側から近づいてきてる)。そしてボーナス3ではサンタの帽子を被って運転してたりと謎が多いキャラである。
- 合唱団
V1のボーナス1のみに登場する4人の合唱団。
- Dystopiaのロボット(仮称)
V8のボーナスに登場するIncredimenに似たロボット。仮面のようなものをつけており、B8のIncredimenのような姿をしたのもいる。挨拶をしたり様々なリアクションが見れる。
- 偵察ポッド
ピラミッド型の偵察ポッド。上記のロボットの顔をスキャンして判別したり、戦闘機のエネルギーを奪ったりしたりする。
- Choir(ボーナス)
V8のボイスであるChoirに似たキャラクター。テレポートをしたり、機械をシャットダウンさせる電磁界を発生でき、ボーナス3ではDystopiaの電源となるピラミッドからエネルギーを吸収し、町中のロボットや建物全てをシャットダウンさせるというとんでもない能力を発揮した。(MVを見るとわかる通り彼はサイボーグであり、顔がIncredimen、体は鋼鉄性のロボットという歪な姿になってる。)
バージョン
- V1 Alpha(Original)/アルファ(オリジナル)
Incrediboxの最初の最初のバージョン。
元はOriginalだったものを2018年にAlphaとしてリマスターしたもの。
- V2 Little miss/リトル・ミス
2012年に追加された第2のバージョン。元々のアイコンは虹色だったが、アップデートでV1同様白黒になった。このバージョンから衣装が専用のものになっている。
また、帽子は各パートで統一されており、このバージョンからはボーナスにIncredimenが登場し、MVらしいデザインになる。
- V3 Sunrise/サンライズ
2013年に追加されたバージョン。
タイトル通り日の出をモチーフにしている。
このバージョンから役割毎に色が付くようになった。
ビートは緑色であり、ヒップホップの格好をしている。エフェクトは青色であり、近未来感あふれるデザインになってる(一部はダフトパンクをモチーフにしている)。メロディーは赤色であり、アメリカ大陸の文明を意識したようなデザイン。ボイスは黄色で、その3つを混ぜたようなデザインになってる。
ちなみにバージョンと同じ名前のボーナス・キャラクターが存在するバージョンである。
- V4 The love(Axe boat)/ザ・ラブ(アックスボート)
2014年に追加されたバージョン。元々はAxeboatというバージョン名であり、後にThe loveという名前になった。
Axeboatでは服やデザインが異なり、Axeboatのシンボルが付いている。
ちなみに体験版で唯一プレイできるバージョンである。
- V5 Brazil/ブラジル
2016年に追加、スマホ版で最初に追加されたバージョン。
タイトルの通りブラジルがテーマとなっており、キャラクターもブラジル語で喋るようになっている。
英語以外のバージョンとしてはこれが初である。
- V6 Alive/アライブ
2018年に追加。日本をテーマにしており、所々に日本語が散りばめられてたり、最新技術が進んだ未来的なデザイン、ダークな雰囲気が漂う日本の文化などと、どこか日本らしさが出ているが台詞は英語そのもの。
- V7 Jeevan/ジーバン
2019年に追加。インドをテーマとした7番目のバージョン。
上記のBrazil同様に英語以外の言語が使われており、今回のバージョンではヒンディー語となる。
キャラクターはインドの神のガネーシャやシヴァ、ターバンやコブラ、中にはサリーを被ったIncredimenまでいる。まさにインド人もビックリ。
- V8 Dystopia/ディストピア
2020年に追加されたバージョン。
遥か未来のサイボーグやロボットに支配された都市が舞台となっており、Incredimenも大半がロボットになっている。中には完全にロボットのような見た目のものまでいる。
このボーナスはV6とV7の2倍の長さになっており、一つ一つがストーリーのようなものになっている。
また、ボーナス2はビートが4つも必要になる(そのうちの一つはエフェクトの5番目)。
ロボットだけあってか、機械音声や合成音を発するものが多い。また、V2のLittle miss以来、色は全て統一されている。
YouTubeではボーナスを全て繋げたショートムービーが公開された。
- V9
2023年追加予定のバージョン。
2022年12月24日に予告動画がアップされた。
90年代のヒップホップがモチーフと思われる。
- Bite-size Beats/ビートサイズビーツ
アメリカ合衆国限定で公開されたM&m'sとのコラボバージョン。
キャラクターはレッド、イエロー、ブルー、グリーン、オレンジ、ブラウンの6人だけであり、アイコンは4種類しかないが、キャラクター毎に4種類のアイコンをドラッグすると様々な音を発してくれる。
ボーナスは2種類のみ。また、ボーナスにはV4のボイスであるFeel、シンガーソングライターであるジェシー・Jも登場している。
ボーナス
特定の組み合わせをすると画面の上のアイコンが緑色になり、特別なMVが見られる。
各バージョンで3つずつあり、2つ目からはアップデートで追加される。中には8秒しかないものや、1つでV1のボーナス3つ分の長さのものまである。
余談
- 2023年最初に作られた項目である。
(2022年の最後に作られた項目はイン・ザ・ファイナル)
- V1のボーナス2とBite-size beatのボーナス2だけテンポが異なる。
- V3のボーナス1「Little Child」の「Hey!」の部分は曲の一部のであり、厳密には歌詞ではない。これはV7のボーナス1のボイスとV8のボーナス1の「Reaching the star」も同様。
- ボーナスの「The Choir」、「The Sailor」、「Santa」、「Dance」、「Love」の5つはアップデートで再録された。V1のボーナスは全てアニメーションが更新されており、「Love」はタイトルが「Baby」に変更された。
- V8のあるキャラクターにはとあるモールス信号が隠されている。
- V8のボーナスは3だけ歌詞が無い。これはV1の全ボーナスモ同様。
- V8のアイコンには僅かに色が違うものが2つ存在する。
- このアプリは世界各地の学校で教育機材としても使われている。
- ダウンロード数はAppstoreで110万ダウンロードされているにも関わらずプレイユーザー数は約7000万人を越えてる。
- Appstoreの有料アプリダウンロードランキングでは世界一売れたゲームであるMinecraftを上回り1位になった事例がある。
関連イラスト
Incrediboxに関するイラストがありましたら、紹介してください。
関連動画
公式トレーラー
ボーナス動画
V9 ティーザームービー