サンライズ立ちなど同義のタグが多いが、現在は「勇者パース」が主流の模様。
概要
主に剣を構えたポーズとアングルが勇者パースと呼ばれる。
勇者パースの一例 |
右足を前に出し、剣先を画面手前やや左に向け、剣を下に構える。
強烈なパースが付く場合が多く、剣がとっても長く大きく見える。
視点が下のほうにあるので巨大感が出る。
名前について
こうした構図が、サンライズのロボットアニメである勇者シリーズにおいて、勇者ロボが必殺技を繰り出すバンクで何度か用いられることに由来する……と思われる。
ようするに「勇者(ロボ)っぽいパース」ということである。
勇者シリーズの剣を構えるシーンでこのパースが使われた必殺技バンクは以下の通り。なお、ファイヤーダグオンのファイヤーブレードは両手剣ではなく、パタ状の構造をした剣という珍しいパターンとなっている。
使用者 | 技名 | 作品 |
---|---|---|
グレートエクスカイザー | カイザーソード | 勇者エクスカイザー |
グレートファイバード | フレイムソード | 太陽の勇者ファイバード |
ファイヤーダグオン | ファイヤーブレード | 勇者指令ダグオン |
ファイヤーダグオン | ファイヤーライオソード | 勇者指令ダグオン |
この他、グレートマイトガインのグレート動輪剣では敵を斬ったときの演出でこの強いパースが使われている。
関連イラスト
余談
まさか、同社つながりの女児向けアニメで勇者パースが披露されるとは誰が思っただろうか。ちなみに、該当するシーンは実際にCMでも使用された。
後に続編にも斧回がある事が2016年12月15日放送の次回予告で判明し、派生作品にも斧を構えるシーンが次回予告に使用されている。
ちなみに、中国では担当したアニメーター「大張正己」から「大張一刀流」と呼ばれてるらしい。大張氏本人も大変気に入った呼称で、ノリノリで使っている。
特撮監督の辻本貴則はウルトラマンの特撮パートで勇者パースのように武器を強調する演出を使うためファンからは、勇者パースを捩って「辻本パース」と呼ばれている。