芥見下々
あくたみげげ
概要
1992年生まれ、岩手県出身の漫画家。2014年『神代捜査』でデビュー。
作者の自画像は一つ目の猫。そのため読者からは「単眼猫」の愛称で呼ばれる事も多い。
連載前は一時期猿渡哲也や叶恭弘の元でアシスタントをしていた。
好きなおにぎりの具は明太子。
好物はサッパリした油物(ササミ大葉フライ的な)。食べ物以外だと温泉と頭皮マッサージ、脱毛。
趣味は「仕事関係を除くとマジで何もないです。運動能力も人並み以下で特技もないです。強いて言うなら人より腕が少し長いので遠くのものが取れます。」
余談
脚の太さについて
読切時代は女性キャラの脚を太く描くことが多かったが、本人はあくまで普通の太さで描いているつもりであった。
(読切の「バラバルジュラ」が掲載された号に一緒に掲載された、担当編集と作者が「女の子足太いよ!」「太くない」「太ぇって‼︎」「太くねぇって‼︎‼︎」と眼を血走らせながら言い争うイラストが有名)
しかし、兄の結婚に際しウェルカムボード(新郎新婦の絵とメッセージが描かれたボード)の作成を依頼され、いつものように足を太めに描いたが、式前日に初めて会った兄嫁に「そんなに足太いかな」と言われ、よくよくみてみると「おや?そんなに太くないぞ」と思いなおし以降は「女性は自分が思っている以上に華奢なことがある」と考えを改め足を細く描くようになったという。
他作品への言及
生粋の漫画好きらしく、その趣味を前面に押し出しており他作品への言及が非常に多い。
好きな漫画として以下のタイトルを挙げている。
2020年のジャンプフェスタにて行われたアトリエ公開コーナーでは上記の幽☆遊☆白書の他に、HUNTER×HUNTER、AKIRA、喧嘩稼業などが置かれていた。
漫画『ワールドトリガー』並びに著者の葦原大介に対して、デビュー作「ROOM303」時代からのファンであることを公言している。曰く「"現代"の"ジャンプ(少年誌)"でいまだに私達の知らない種類の面白さを提供してくれるところ。」が魅力とのこと。
呪術の単行本3巻の帯で葦原からの推薦文を貰っており、ワールドトリガーがジャンプSQに移籍した際には巻末コメントで『私が死んだら棺桶には3巻の帯を敷き詰めてください。』とコメントを残した。
漫画『アクタージュ』作画担当の宇佐崎しろ氏に対する質問コーナーにて、『弧月派ですか?スコーピオン派ですか?』と唐突にワールドトリガーの話題をぶっ込んだ事がある。宇佐崎氏からの回答は『使うのも描くのもスコーピオンの方が好き』。
新世界漫画賞の審査員を担当した際、「先生のセリフや技名には印象的な個性やインパクトがありますが、言葉選びで参考にしているものはありますか?」という質問に対し「BLEACHを読んでください!!」と回答し記事の内容がそのままBLEACHの分析になってしまった事がある。
また、学生時代にはBLEACHの作者久保帯人に憧れて詩集を作った。
ジャンプ作品で好きなキャラクターを聞かれた際に、『ワールドトリガー』の出水、影浦、東、『ハイキュー!!』の天童、『僕のヒーローアカデミア』のオーバーホール、ステイン、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨を挙げている。