人物像・来歴
高校生時代
かつて阿知賀女子学院麻雀部のエースだった人物。二つ名は「阿知賀のレジェンド」。
彼女が高等部1年生の時に奈良県内では無敗だった晩成高校を打ち破り、全国大会へ出場した。
しかし全国大会準決勝で彼女の前に立ちはだかったのは、あの小鍛治健夜だった。その後の晴絵にとってはトラウマ以外の何物でもない彼女との戦いは、想像するだに怖ろしいものだったに違いない。
結局インターハイの後、彼女は暫くの間麻雀から離れてしまい、麻雀部自体も自然消滅してしまった。
なお、晴絵と一緒に登場する麻雀部のチームメイトの女性は、新子憧の姉で望(のぞみ)という名前である。
大学生時代
インハイのトラウマからのリハビリがてら母校の麻雀部の部室を使って、地域の子供達の為の麻雀クラブの先生になり、麻雀の楽しさを思い出していた所へ高鴨穏乃達が集まり始める。
原村和が来校した際は、その胸を見て『将来有望』と堂々とセクハラ発言をしていたり。
そんな折、福岡の実業団(博多エバーグリーンズ)からスカウトが来て、晴絵は前に進む事を決意するが、これにより再び阿知賀女子学院の麻雀部の部屋は閉ざされる事に成る。
(なお、この時に彼女をスカウトしに来た人物は現在宮守女子の顧問を務める熊倉トシであった)
実業団へ、そして…
しかしその実業団も会社の経営不振により廃部を余儀なくされ、彼女は再び故郷へ帰ってくる事に。
そこで迎えてくれたのはかつての教え子達で、復活した麻雀部の顧問をお願いされることになった。
晴絵はこれを引き受け、かつて自分が歩んだ道を後輩達に歩ませる為、また、準決勝の舞台に置いて来てしまった何かを掴むために、母校の指導者として奮闘することになる。