破壊神スサノオ
はかいしんすさのお
本項では『女神転生シリーズ』に登場するスサノオについて解説する。
概要
原作小説『新デジタル・デビル・ストーリー』では、新シリーズの主人公・北明日香(男性)がスサノオの転生体となっている。
以後のシリーズ作品では「破壊神」種族の上位悪魔として度々登場しており、強力な攻撃スキルを所持する仲魔として活躍する。
ストーリーに絡んだ扱いとしては主に『デビルサマナー』シリーズが中心で、金子一馬氏いわく縄文スーツのデザインになった『真・女神転生デビルサマナー』では背景に馬頭星雲が見える氷川神社で祀られており、祟りを意図的に起こすことで葛葉に忠告をおこなった。
『超力兵団』では天津金木の試練の一つとして、『コドクノマレビト』ではライドウの仲魔として蛇頭黄幡神と死闘を繰り広げている。
『真・女神転生Ⅴ』ではスサノオ自身は登場しないが、神造魔人アオガミの真名がスサノオという。アオガミはツクヨミから「兄弟」と呼ばれていたり、アオガミと融合した主人公からスサノオの気配がするなど関係の深さがうかがえる。
真Ⅴでは神話等で一柱あるいは一体しかいない存在が複数いることに関して「分霊である」としているため、アオガミの製造にスサノオの分霊が使用されているのではないかという説がある。
『ペルソナ』シリーズにも登場しており、『女神異聞録ペルソナ』では稲葉正男の、『ペルソナ4』では花村陽介の専用ペルソナとなっている。