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猪鹿蝶の編集履歴2023/03/30 01:01:20 版
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曖昧さ回避

  1. 花札の役の一つ。本項で解説
  2. NARUTO』のトリオ。⇒猪鹿蝶(NARUTO)
  3. 遊戯王』のモンスター。⇒花札衛-猪鹿蝶-
  4. ドラゴンボール』(アニメ版)に登場したモンスター。イノシシとシカと蝶のキメラ。
  5. テレビ番組・CM向けナレーションのキャスティングを行うレーベル。青二プロダクションから独立したアトゥプロダクションの系列である。フリーランスの声優・ナレーターを中心に業務提携という形でキャスティングをしており、百科事典内に記事がある人物だと浅野真澄一龍斎貞友桐谷蝶々らが提携している。

花札の「猪鹿蝶」

紅葉牡丹の種札三枚を揃えた役で、それぞれの札には(萩)・鹿(紅葉)・(牡丹)が描かれている。他の種札が一枚増えることに一点加算される。

出来役としてはおおむね中堅どころといえ、覚えやすい上にそこそこの得点が狙えるとあって、花札の役の中でも知名度の高い役である。

「花札は全く知らないが、『猪鹿蝶』は知っている」という人も多いのではないだろうか?

由来

由来は諸説あるが、役を構成する花に合わせ、縁起の良い動物や関係のある動物を選んだと考えられている。

以下に、花と動物、またその組み合わせにまつわる縁起担ぎについていくつか紹介する。

  • 萩に猪
    • もともと「臥猪床」という、猪が萩などの植物を敷いて寝床にするという言葉がある。萩には古くは魔除けの力があると信じられており、戦神の象徴である猪が休むという組み合わせは日本画の題材にも使われていた。
    • さらに「臥猪(ふすい)」は人の世を鎮め安定をもたらす「撫綏(ぶすい)」の語呂合わせで天下泰平を指すとも考えられ、平和を願った組み合わせとして選ばれた可能性がある
    • 猪は多産であり、出産時にはたくさんのを産むため、子孫繁栄の象徴である。
  • 紅葉に鹿
    • 紅葉と鹿は共に秋の季語で、百人一首でもこの二つを組み合わせた句がある。さらに浄瑠璃の題材にも使われた「十三鐘」の伝説の通り、紅葉と鹿は縁が深い。
    • 鹿は神の使いとされ、に鹿の角が生えていることから、幸運の象徴。例を挙げると金運、勝負運、五穀豊穣水難除けなど。
  • 牡丹に蝶
    • 牡丹は見た目の高貴な美しさに加え実用性(根に消炎、鎮静などの効果があるとされる)もあり、「百花の王」と呼ばれるほど名高い花である。
    • 蝶は風水では「喜び」を著すとされ、恋愛・円満な結婚生活の象徴、また「長」に通じることから長寿の象徴でもある。

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