CV:浪川大輔
概要
西暦2900年の月面にある巨大企業クロノス社に所属する、若き天才科学者にして逃走中のゲームマスター。
逃走中専用アンドロイドのハンターを完成させて月面の住民にエンターティメントを提供する。しかし社内ではこれを軍事転用しようとする『ハンターX計画』が動き出しており、ゲームの妨害を受けたり、ハンターの機密情報を狙われたりと、何かと不憫な目に遭う羽目に。ただしハンター開発段階で、本社ビルの電光掲示板に音声付きでハンターの軍事利用が発表されていたことに気づかなかった辺り、彼本人にも落ち度はあると言える。
ちなみに相当忙しいらしく、1日の平均睡眠時間は4時間だとか。
その不憫な経緯
- まず助手の望月ミレイが計画に加担しており、ほぼ開催直後から妨害された
- 計画に関与していた人物には幹部の有明リョージもいた
- 月村の上司高月ハンゾウはこの一件を追跡するが、有明を取りのがしてしまったことで月村に疑惑を持たれてしまう
- あろうことかクロノス社の総裁が直々に計画に関与しており、ゲーム妨害は月村の権限が及ばない技術をも使用していた
- 高月の紹介で協力した竹取カレンが実は総裁。月村と高月は彼女の策略で反目させられ、ゲームを乗っ取られる
- 高月への誤解も解け、ついに協力して竹取の陰謀を暴くも、竹取が最後に仕掛けたトラップによって瀕死の重傷を負わされるが、何とか一命を取り留める。「持ち物は持ち主に似る」とは言うが、彼の場合はハンターの待遇の悪さと自身の境遇の悪さがぴったり重なっている。
- 社内で治療を受けて復帰。非常に大規模な「逃走中アルティメット」を開催させ、成功に至る。これをきっかけに高月から、暗殺の危険が二度と及ばないよう、新たな部下・朱月サクと青山シズカを紹介されるが、朱月はスパイだった
- その辺のことは逃げ延びた有明リョージに一部始終を知られており、逃走中開催前にスパイの警備員に気絶させられて拉致された
- 拉致された後は有明から全てを知らされ、後に青山によって救助されたが、有明の作戦でハンターがヘリオス社に転送されていた。有明のレーザー発射装置の標的になるが、最初に作ったハンター1号機に庇われる。しかし2度目の照射を浴びて致命傷を負ったため、ハンターのデータを有明にコピーさせないようにするため自爆装置を起動させる。青山を逃がし、自身は自爆したハンターと運命を共にした。最後の最後までハンターとおんなじ境遇でした。
- 新ゲームマスター候補である如月カケルとは兄弟関係(如月が兄・月村が弟)で、共にコロニーの開発をしたいと誓い合った仲でもある。
関連タグ
逃走中 ハンター(逃走中) 戦闘中(クロノス) クロノス社 高月ハンゾウ 有明リョージ 望月ミレイ 竹取カレン 水無月ユリエ 朱月サク 青山シズカ 如月カケル