概要
DQ10,11とドラクエの外伝に登場する、複数人で発動させるミナデインとは別に一人で放てるギガデインの上位呪文。同系統はデイン、ライデイン、ギガデイン、ミナデイン。
スーパーライトには黄色い電撃を撃つジゴデインのほかに、マ素状態の敵に大ダメージを与える紫色の電撃呪文「ジゴデイン・凶」が登場していて、名前と見た目からして禍々しいイメージを強めている。
デイン系が「神聖な光の呪文」という位置づけのモンスターズジョーカーで初登場し、以降のモンスターズシリーズやDQ10以降のナンバリングタイトルに登場する。
DQ9ではDQMJ同様に四段階目の攻撃呪文が登場したが、デイン系自体が削除されたため登場できなかった。
DQ10ではナンバリングの中で初登場となったが、Ver.5.3までの約8年間にわたって味方側に使い手がおらず、魔族側の大呪文というイメージになっていた。
続くDQ11にて、通常の呪文ではなくれんけい技という形ではあるが、ようやくナンバリングの味方の技として使うことができるようになった。
シリーズごとの変遷
ドラゴンクエストモンスターズジョーカー(DQMJ)
初出。
デイン系の最上位呪文に位置づけられ、敵単体にデイン系の呪文ダメージを与える。
消費MPは30と高いものの、かしこさを上げれば400以上のダメージを叩き出す強力な呪文。
本シリーズにおけるデイン系は神聖な光の呪文として扱われており、ゾンビ系を初めとして弱点や無耐性のモンスターが多かったため、呪文使いモンスターの主力として猛威を振るった。
以降、DQMJ2~イルルカまでほぼ同じ仕様。
DQMJ3でデイン系が電撃属性になったため、この呪文も電撃属性になった。また、エフェクトが他のデイン系と異なりジゴデインだけ紫がかった電撃となっている。
ドラゴンクエストⅩ
シリーズ本編に初登場。
対象を中心とした範囲に雷属性の呪文ダメージを与える。
演出はいくつもの雷の槍が降り注ぎ、最後に爆発を起こすという派手なもの。
本作における主人公(DQ10)は勇者ではないためデイン系呪文を使うことは出来ず、長らく敵専用の高威力呪文という位置づけであった。
本作は敵ごとに呪文や特技の威力が設定されているため一概にダメージを計ることはできないが、いずれも無耐性で喰らうと致命的なダメージになっていることが多い。
サービス開始当初は(一応は)雑魚モンスターであるネクロバルサのみが使ってきた。
およそ300程度のダメージを広範囲に与える呪文であり、まだレベル50が最高だった当時のプレイヤーを幾度となく消し炭にしていた。以降、バージョンアップにつれて雑魚の使用者も増えてきている。
ボスとしての使用者は魔勇者アンルシアが初で、それ以降も多くのボスが使用してくる脅威としてプレイヤーには認知されている。
味方側としては、Ver5.3で超強化した勇者姫アンルシアがついに使用できるようになった。
心層の迷宮の「悔恨の園」をクリアすると習得し、レベルやスキルの割り振り次第では2000以上のダメージを与える強力な呪文となる。
ドラゴンクエストⅪ
主人公とロウ、マルティナの3人のれんけい攻撃として使うことができる。
敵全体に雷属性ダメージを与え、高確率でマヒ・雷耐性低下状態にする。
威力は3人の攻撃魔力の合計で増加する…が、マルティナは装備や種によるドーピングをしない限り攻撃魔力はゼロなので、実質主人公とロウの2人で威力を伸ばすしかない。
しかもそこまでしても最大威力は微妙で、主人公とロウの2人連携であるグランドネビュラと大して変わらない。
使うのであれば、ダメージよりも状態異常の方を目的として使うことになるだろう。
演出は非常にカッコいいので、もったいないところである。
またヨッチ族のうち、メタルヨッチが必殺技として使用することがある。